今日のみ言葉【No.3198】(2023年10月16日)「生活の処方箋(82)『備える』」
こうして、真のいのちを得るために、未来に備えてよい土台を自分のために築き上げるように、命じなさい。
(第1テモテ6:19)
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数多い鳥の中でも、ワシは一段と王者の風格を持っています。
ヘビクイワシは、獲物を得るため地上に降りた時、不意に動物に襲われたりすると、必死に走り、危機を脱しようとします。
不意を突かれてビックリし、自分がワシであること、飛べることをすっかり忘れてしまい、ついには追うものの餌食となってしまうのです。
普段、大丈夫と信じて生きているはずなのに、とっさの出来事に出会うと、ヘビクイワシのように慌ててしまうことが多々あります。
困難や危機に遭遇してから備えるのではなく、平時の時に絶えず非常時に備え、どんな小さな事、平凡な出来事にも最善を尽くすことが、どのような状況でも確信に生きるコツです。
童話の、アヒルと共に育った白鳥の話のように、世の中の常識に埋没することなく、今週も、しっかりと備えてまいりましょう。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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使徒パウロは、
「こうして、真のいのちを得るために、未来に備えてよい土台を自分のために築き上げるように、命じなさい」
(第1テモテ6:19)
と語っています。
この文脈での「備え」とは、富める人たちに対して語られた勧めです。
「この世で富んでいる者たちに、命じなさい」
(第1テモテ6:17)
富める者は、その富を利用して、未来に対してよい土台を積みなさいということです。
パウロは続けて、
「高慢にならず、たよりにならない富に望みをおかず」
(第1テモテ6:17)
と書いていますが、富は人をたやすく高慢にさせ、また、お金は頼りになりそうで実は頼りにならないことを教えています。
日本でも、過去最高の円高は2011年の時ですが、その時富を失った人もいますし、2023年の円安で富を失った人もいます。
逆にその時富を増やして過去最高益になった人もいます。
富は人生の土台とするにはあまりにももろく、移ろいやすいものなのです。
神の御心は、あなたが持っているものを使って、
「また、良い行いをし、良いわざに富み、惜しみなく施し、人に分け与えることを喜び」
(第1テモテ6:18)
という生き方をすることです。
富は決して罪ではありません。
富は神があなたに与えた責任なのです。
その富を正しく用いることが、「未来に備えてよい土台を自分のために築き上げる」ということであり、その時、「真のいのちを得る」ことができるのです。
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あなたが持っているものを使って、良いわざに富む人生を送って参りましょう。
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