今日のみ言葉【No.3144】(2023年 7月31日)「生活の処方箋(66)『考え直す』」

知恵の初めはこれである、知恵を得よ、あなたが何を得るにしても、悟りを得よ。
(箴言4:7)

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子どもは感情に振り回されます。

しかし、おとなは感情を思考で整理することができます。

これはおとなの特権です。

もし、あなたが悲しくなったり不安になるならば、悲しみや不安が湧き出てくるような【考え】があなたの中にあるからです。

良き結果・感情が出てくるために、

「この感情の背後にある【考え】は何か、どのように考え直したらよいか」

と、よく考える訓練をすることが人生を豊かにする最短距離です。

確かに『棚からぼた餅』のようなすばらしい祝福にあずかることがあります。

しかし、どの棚から落ちるのかを見極め、その落ちる棚まで全力疾走することが大切です。

思考も『考えに考えて、脳圧を極限まで高め、ゆるめた瞬間』に出てくるのが良き思考の特徴です。

あなたはロダンの『考える人』ではなく、思考をフルに用いることができる『考える人』です。

今週も、豊かな思考で、さらに前進できますように。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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考える人となるためには、とにかく考えることです。

循環論法のように聞こえますが、とにかくまず考え始めてみることです。

「知恵の初めはこれである、知恵を得よ、あなたが何を得るにしても、悟りを得よ」
(箴言4:7)

考え出すとわかることは、いかに自分が悪い想像をし、悪い結果を予想しているかということです。

本当にそうなると信じて疑わない自分であったということは、他人から教えられて初めてわかるものです。

それまでは、自分の考えが片寄っているなどとは気づいてもおらず、斜めにバランスを取ったまま、これが世の中の当たり前だと思って平穏に過ごしているものです。

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さて、不安や心配が湧いたら、一度立ち止まり、

「こんな気持ちになって心をグラグラさせているのは、神を信じる者としてあるべき姿ではない」

と、まず気持ちをシャキッとさせましょう。

「神はこんな気分のまま私を生かそうと考えておられるはずがない。私は平安を持って生きるべく救われたのだ」

と悔い改めるのです。

かと言って、

「平安!平安!」

と叫んでも平安はやって来ません。

なぜなら、あなた自身が悪い予想を手放していないからです。

そこでどうしたらよいかというと、

「果たして本当にそうなるのか?100%確実か?その他の可能性はないのか?」

と、不安を持つ今の生き方でいいのかと疑い、

「神はあなたがたをかえりみていて下さるのであるから、自分の思いわずらいを、いっさい神にゆだねるがよい」
(第1ペテロ5:7)

の御言葉を思い浮かべるのです。

この世界のすべてを管理しておられる神様が、この私を「かえりみていて下さる」のだ、と考え直すのです。

するとそこから初めて良いことが考え出せます。

「大変なことは大変だが、そこまでひどくはないはずだ」

「今までだってこういうところを越えてこれたのだもの、今度だって何とか乗り越えられるのではないか」

そのように考え出せば、知恵も湧き、準備をする意欲も出てきます。

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神の愛の中で救われ、生かされているのだと考え直し、平安の中で前進していきましょう。

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