今日のみ言葉【No.2711】(2021年12月23日)「キリスト教イロハ(207)『使徒行伝』」
ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう」。
(使徒1:8)
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「しとぎょうでん」という発音を聞いて、「何だ、そりゃ?」と思いました。
聖書を初めて学んだ時のことです。
漢字で「使徒行伝」と読んで、何となくわかったようなわからないような…。
読み進めてみても、次々と場面が変わり、カタカナの地名がたくさん出てきて、私にとって使徒行伝はとっつきにくい書でした。
新約聖書第5番目の書はどのような内容なのでしょうか?
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ヨハネによる福音書の次に来る文書は、口語訳聖書では「使徒行伝」、新改訳聖書では「使徒の働き」、新共同訳聖書では「使徒言行録」という名称になっています。
これは、ペテロとパウロたちを中心とした使徒たちの福音伝道の記録です。
本書は紀元80年頃、ルカによって書かれました。
ですから、ルカによる福音書が上巻で、使徒行伝が下巻であるとも言えます。
しかし、よく読んでみると、神の聖霊の働きによって行われた伝道なので、「聖霊行伝」と言われるような内容です。
「ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう」
(使徒1:8)
彼らはイエスの復活の証人として立ち上がり、行く先々で伝道し、証しをしました。
「このイエスを、神はよみがえらせた。そして、わたしたちは皆その証人なのである」
(使徒2:32)
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内容は、
(1)イエスの昇天と教会の確立(1章)
(2)ユダヤ人のキリスト信者によるエルサレム教会(2章〜9章31節)
(3)異邦人伝道と異邦人教会の成立(9章32節〜15章35節)
(4)異邦人の使徒パウロ(15章36節〜28章)
となっています。
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使徒行伝は28章で終わりですが、その続きは私たちが書いているのだと言われています。
あなたならではの働きをする今日となりますように…。
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