今日のみ言葉(2012年 2月28日)【No.250】
そこで、イエスは話しはじめられた、「人に惑わされないように気をつけなさい。」
(マルコ13:5)
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阪神淡路大震災の惨状を目の前にして、ある著名な牧師が、
「皆さん、来る時は来るんです」
とメッセージしました。
もうすぐ1年になろうとする東日本大震災も同じです。
私たちがいつもの同じ日々がこれからもずっと続く、と思っているのは実はそう信じているだけであって、いつ終わりの日が来てもおかしくはないのです。
その厳然たる事実を目の前にすると、とても生きた心地はしません。
恐怖に怯え、それを押し隠しながら日常生活を送ることは神の御心ではありません。
神の御心は私たちが平安を持って生きることです。
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今日の聖句は、世の終わりはどうなるのか、と弟子たちがイエス様に尋ねた個所です。
イエス様が強調されたことは、惑わされるな、ということです。
人の言葉で心を右や左に動揺させるのではなく、落ち着いていなさい、ということです。
神が聖書を通して示しておられる解答は、
(1)肉体には死という終わりがあることを受け入れる
(2)しかし、イエスを信じる者には永遠の命が与えられる
(3)天国の希望を持って今を生きる
という3点です。
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今の現実は、その先にある希望によって支えられます。
例えば、あなたに大変重い病気が発見されたとしましょう。
お医者さんはX線の画像や最新の医療機器で撮影した患部の映像を見せて、正確な病状をあなたに伝えます。
多くの人はこれを上の空で聞くのです。
その現実は受け入れ難いので、心が自然に抵抗するからです。
しかし、ドクターから、
「この手術の成功率は99.9%以上です。再発もありません。」
と言われた瞬間に、心の霧がサァーッと晴れていき、目の前が明るくなったような感じがします。
急に先程のレントゲン写真が見たくなってきます。
この方にお任せすれば大丈夫なのだ、という未来の希望が今の自分を支えるのです。
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明日は誰にも分かりません。
しかし、明日の更にその先を保証しておられる神様から、大丈夫だよ、という保証をいただき、今日という現実に立ち向かって参りましょう。
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