今日のみ言葉【No.2172】(2020年 1月10日)「エルサレム入り(2)」
2020年1月10日
もし、だれかがあなたがたに、なぜそんな事をするのかと言ったなら、主がお入り用なのです。またすぐ、ここへ返してくださいますと、言いなさい」。
(マルコ11:3)
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マルコによる福音書第11章のろばの子の話は大変不思議なところです。
まず、ろばの子がつないであれば、それは誰かの所有であることは明らかです。
イエス様はそのろばの子を解いて引いて来いと言われました。
普通その行為は泥棒となります。
「なぜそんな事をするのか」と誰かに言われるのは当然です。
イエス様はそのことを見越していたかのように、あらかじめ二人の弟子にこう命じておられました。
「主がお入り用なのです。またすぐ、ここへ返してくださいますと、言いなさい」
(マルコ11:3)
実際、あたかも演劇の台本に基づいているかのように事が進み、
「弟子たちは、イエスが言われたとおり彼らに話したので、ゆるしてくれた。」
(マルコ11:6)
という結果になりました。
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そうなった理由には諸説があり、実はイエス様とろばの持ち主は事前に打ち合わせをしていたのだという人間的部分が強調される説と、奇跡を行うイエス様の超自然的な力が働いたのだという神的部分が強調される説の2つに分かれます。
後者の説なら、有無を言わさず「そうなったのだ」となります。
前者の説の方を取ると、「主がお入り用なのです」が合言葉のようなものであり、ろばの持ち主たちは「ああ、ご契約のあの方の使いの人たちだな」と安心して貸し出した、ということになります。
しかもマタイによる福音書の方では
「ろばと子ろばとを引いてきた」
(マタイ21:7)
と2頭のろばを差し出したと書かれてあります。
これは子ろばと共に母ろばを連れ添わせたということです。
子ろばにしてみれば、誰も知らないところにやられ、初めて背中に人を乗せるのですから暴れ出すことも考えられます。
しかし、母ろばがそばにいれば子ろばは安心します。
また、子ろばが疲れたら母ろばの方に乗ってもらうということもできます。
そのような配慮で人々は頼まれもしない母ろばをも持って行かせたのでしょう。
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さて、このようなことは大変興味深いことですが、どちらが正しいかは重要なことではありません。
大事なことは、弟子たちがイエス様の言葉にそのまま従ったということです。
「弟子たちは出て行って、イエスがお命じになったとおりにし、ろばと子ろばとを引いてきた」
(マタイ21:6-7)
従うとは人間がロボット化するということではなく、主イエスを信頼してその言葉通りに行う、ということです。
その時、「主がお入り用なのです」という言葉があてはまることなら、それは必ず成就するということを体験します。
「主の用」は必ず満たされるのです。
クリスチャン生活においてこの秘訣を知った者は幸いです。
その人は、事が成るか成らないかを心配することから解放され、むしろ、
「それは神の良しとされたもうことか」
と考えるようになるからです。
主がお入り用なのか、つまり、神がそれを良しと見る計画なのだろうかとギリギリまで見極めていく生き方を自分に課すのです。
すると、神の御心にかなうことなら、この先にどんな困難が待ち受けていても必ず成就するという確信と力が湧き上がってきます。
その人は、ヒーローと呼ばれる華やかなスポットライトを浴びる場には出ず、むしろ静かにして勇ましい生涯を淡々と送るようになるのです。
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まず1つの御言葉に信頼し、それに従う一日として参りましょう。
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