今日のみ言葉【No.3527】(2024年12月16日)「生活の処方箋(195)『わが思い』」
わが思いは、あなたがたの思いとは異なり、わが道は、あなたがたの道とは異なっていると主は言われる。
(イザヤ書55:8)
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洪水警報で、丘の上の公民館に避難との警告にもかかわらず、太郎さんは
「神様が助けて下さる」
と動きません。
ほどなくして、床上浸水し、救助のボートで避難するように言いましたが、
「神様が助けてくれる」
とばかり。
やがて、水かさが増し、屋根の上にいると、ヘリコプターが救助に来ました。
しかし、それでも
「いや、神様が助けにくる」
と言い、やがて、太郎さんは流され、生涯を終えて天国にまいりました。
そこで神様に言いました。
「どうして私を助けに来てくれなかったのですか」
神様は言いました。
「私はあなたを3度も助けようとしたのに、応じませんでしたね…」
神様がくださる状況は、時に、私たちの思いとは異なることがあります。
しかし、神様はいつもチャンスを備えてくださいます。
そのチャンスを逃さず、真剣に取り組んでいきたいものです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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神様の思いは、私たちが考える思いとは異なります。
「わが思いは、あなたがたの思いとは異なり、わが道は、あなたがたの道とは異なっていると主は言われる」
(イザヤ書55:8)
イザヤは続けて、それは人間の思いと比べて、遥かに高いと記しています。
「天が地よりも高いように、わが道は、あなたがたの道よりも高く、わが思いは、あなたがたの思いよりも高い」
(イザヤ書55:9)
ですから、自分の目には人生が行き詰まりを見せ、自分が考える打開策がことごとく神様から阻まれ、拒否されているように感じる時こそ、この御言葉を思い起こす必要があります。
そのような時に、初めて、
「なぜ私は自分の考えにこれほどこだわっていたのだろう」
と、ふと肩の力が抜ける瞬間を経験するのです。
すると、それまでの物の見方が一変し、周囲からはどのように見えるのか、あるいは、これは一時的な状況なのか長期的な状況なのかなど、様々な角度から物事が見えるようになります。
あなたの気持ちが楽になり、限定的見方をしていた自分から解放されるからです。
それは、目が天上に上げられる体験です。
そして、そこから見える神の視点による景色は、それまでの荒涼とした光景から、絶景へと様変わりするのです。
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北国の朝は、厳しい寒さが身に染みます。
しかし、ひとたび朝日が昇ると、その荒涼とした光景は、日光に反射する雪面や氷柱(つらら)の輝きによって、幻想的で美しい風景へと一変します。
枯れ果てたはずの木々が、ピンと枝を張り、光を放つ光景は、まさに絶景です。
あなたの今日一日も、自分の思いとは異なる神の思いによって照らされますように…。
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