今日のみ言葉【No.3368】(2024年 5月30日)「パロの夢(2)」
そのとき給仕役の長はパロに告げて言った、「わたしはきょう、自分のあやまちを思い出しました。
(創世記41:9)
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「無病息災」(むびょうそくさい)と「一病息災」(いちびょうそくさい)という両方の言葉があります。
まったく病気をしないで健康でいることが一番と私たちは考えますが、一つくらい病気があった方がかえって健康維持に努めるというケースも世の中では見ます。
うまく行かない時、そこに神様はいらっしゃらないのではなく、ずっと共にいて働いていて下さることは、後になって明かされます。
ヨセフにいよいよその時がやって来ました。
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パロが夢を見、誰もそれを解き明かすことができないとなった時、給仕役の長はヨセフの存在をパロに告げました。
「彼はわれわれの夢を解き明かし、その夢によって、それぞれ解き明かしをしました」
(創世記41:12)
しかし、その前に彼はこう告白しています。
「わたしはきょう、自分のあやまちを思い出しました」
(創世記41:9)
給仕役の長は、2年前に獄屋に入れられた時、ヨセフからの頼み事を聞いてはいましたが、自分の身の潔白が証明され、日常生活を取り戻すと、まったく忘れてしまっていたのです。
しかし、パロの夢騒動が本格化し、それが行き詰まりを見せると、
「そういえば、あの奴隷がいた…」
と記憶がよみがえってきたのです。
料理役の長という高級な身分にいた彼にとって、ヨセフの夢の解き明かしは神がもたらしたものというより、単に奴隷が縁起の良いことを語ってくれたという印象しかなかったのでしょう。
しかし、この人はさすがにきちんとした人だという事がわかります。
それは、最初に彼が言ったことが、
「わたしはきょう、自分のあやまちを思い出しました」
(創世記41:9)
と、まずはっきりと自分の非を認め、それからヨセフのことを話し始めたことからうかがえます。
罪を認め、悔い改めの心を持ち、神との関係を正常なものとする。
そこから神のご計画は勢いを持って進められていきます。
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滞っている時こそ、神様との関係を正しいものとしていきましょう。
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