今日のみ言葉【No.987】(2015年 2月23日)
ついに、矢がその内臓を突き刺すように、鳥がすみやかに網にかかるように、彼は自分が命を失うようになることを知らない。
(箴言7:23)
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ボクシングというスポーツでは派手なKOパンチが見ものです。
顔面へのきれいな一発が入ると、ノックアウトされた方は意識が吹っ飛んで、自分が倒されたことすら覚えていないことがあるそうです。
しかし同じKOパンチでも、ボディに
「ドスッ!」
と入った時は、しばらくリングの上でのたうち回ります。
右脇腹の肝臓がある辺りは筋肉がつかない部分で、急所です。
その肝臓めがけて相手の強烈な左アッパーが入ったら地獄の苦しみなのです。
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今日の聖句の「内臓」とはこの「肝臓」のことです。
心臓に矢が刺されば一瞬で死ぬでしょうが、肝臓に矢が突き刺されば長期の苦しみを味わわされた後に滅びを迎えるでしょう。
箴言7章で生々しく描写されている不倫の代償を簡潔かつ的確に表現した言葉です。
このようなことは、どこか遠い所にいる他人が陥る過ちではなく、私達が誰でも人生のどこかで陥る可能性があるので、箴言の記者は何度も警告を発するのです。
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ではどのようにしたら長期の苦しみを受けず、人生を棒に振るようなことなく、自分の命を守れるのでしょうか?
箴言は知恵の言葉ですから、こう語っています。
「わたしの戒めを守って命を得よ」
(箴言7:2)
そしてそれはこういうことだとヒントを与えています。
「わたしの教を守ること、ひとみを守るようにせよ。これをあなたの指にむすび、これをあなたの心の碑にしるせ。」
(箴言7:2-3)
・瞳を守るようなイメージ
・知恵という糸や紐を指に結んでいるイメージ
・知恵を心の石碑に刻むイメージ
このようなイメージから、皆さん各々の具体的行動が生まれてくるでしょう。
それを今日から実行し続けていくのです。
命を守る道はこのような努力の積み重ねによって開けていきます。
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今日も神の知恵をいただき、命の道を歩んで参りましょう。
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