今日のみ言葉【No.3342】(2024年 4月22日)「生活の処方箋(130)『夢や希望を叶えるコツ(1)』」

主はわたしに答えて言われた、「この幻を書き、これを板の上に明らかにしるし、走りながらも、これを読みうるようにせよ。
(ハバクク2:2)

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夢や希望を叶えるコツ、それは、期限と数値を明確にすることです。

特に、夢に向かって計画を立てる場合、「そのうち」と漠然ではなく、何月何日の何時までと、期限を切る、さらには、少し前倒しにすることです。

毎週、私の仕事上、毎週日曜日の朝に、小さな印刷物を出さなければなりません。

かつては、土曜日の夜に印刷をしておりましたが、印刷機の故障等で間に合わないことが年に何度かありました。

そこで、現在は、木曜日の午後5時に終了することにしています。

期限を切ったことによって、予測できない事態が生じても、まだゆとりがあるために、良きものを確実に出せるようになりました。

あなたの計画においても、期限と数値を明確になさることが肝要です。

具体的に、明確に計画することによって、あなたのさらなる未来を開くことになります。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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明確にするとはどういうことかを考えるためのヒントが、旧約聖書ハバクク書にあります。

主なる神は預言者ハバククにメッセージを与える際、こう言われました。

「この幻を書き、これを板の上に明らかにしるし、走りながらも、これを読みうるようにせよ」
(ハバクク2:2)

板の上に書いて、それを持って走ったとします。

当然、手はグラグラ動き、身体も揺れ動いています。

その状態でも、板の上に記した神のメッセージが読めるようにせよ、というのが神様からの指示です。

それは、

「誰が読んでも容易に意味が取れ、誰が聞いてもわかるくらい明確な内容にせよ」

ということです。

目標や計画を明確にするとは、それくらいのレベルで行わなければならないということです。

いかがでしょう?イメージはつかめたでしょうか?

付箋にちょこっと書いたぐらいではこのレベルに到達していません。

手帳の端っこ、日記の1行目、元旦に記した今年の抱負程度では、まだまだ「明確」とまでは行かないのです。

大げさなほどのイメージを描いて、変える時には全部変える。

これがあなたの夢や希望を叶えるための第1のコツです。

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私は上記の「土曜夜の印刷から木曜5時終了へ」の変化を、リアルタイムで体験しました。

最初は

「とても無理」

というのが実感でした。

なぜなら、原稿を書く人や印刷機を動かす人のスケジュールを変えなければならず、皆さんにいちいちお願いをし、

「そちら側を犠牲にして、こちら側を優先して下さい」

と頼み込むことが必要だったからです。

しかし、

「木曜5時に終了とする。それを何月何日から始める」

と明確に期限を切られていたので、とにかく未完成でもやらねばならぬ、ということで進んで行きました。

最初の日が終わった時の感想は、

「いろいろあったけど、なーんだ、できてるじゃないか」

というものでした。

もちろん、関係者全員の普段以上の努力と犠牲によって、うまく行かせてもらっただけなのですが、強制的に期限を切らなければ、いつまでたってもできなかったことでしょう。

それ以来、教会では印刷は木曜日が当たり前となり、それに合わせて全体がスムーズに動いています。

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期限を切って生きる。

これを心がけて生きていきましょう。

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