今日のみ言葉【No.2015】(2019年 5月23日)「聖書の読み方（7）」
わたしによく聞き従え。そうすれば、良い物を食べることができ、最も豊かな食物で、自分を楽しませることができる。
（イザヤ55:2）
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今の日本では外国人旅行客が大量に来て、インバウンド需要という経済効果が出ているのだそうです。
しかし、一般市民の私がそのような方々を目にすることはまずありません。
おそらくお決まりの観光コースから外れないでいるからでしょう。
もしあなたが海外旅行に行ったなら、地元の人おすすめの店で土産のひとつを買ってみて下さい。
必ず「ここに来て良かった！」と思います。
私がイスラエルに行った時、そのような旅行慣れしている人がいらっしゃリ、予定にはない
「エルサレム市民が普通に行くスーパーマーケットでショッピング」
という提案をして下さいました。
早速行ったのは香辛料売り場。中東の香辛料は独特です。
軽くて安くて長く保ち、料理を美味しくさせるこの粒は、今でも食卓で活躍してくれています。
経験豊富な先輩からのアドバイスや、その分野に長く携わっている方々のクチコミに素直に聞き従うと、良いことがあるという一例です。
さて、聖書の読み方での「クチコミ」とはどういうものでしょうか？
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クリスチャンの先輩は、聖書を読もうとする初心者の方々にこう言います。
「信仰を学ぶためには、新約聖書から読むのが良いでしょう。まず福音書から、次に使徒行伝（使徒の働き）、そして手紙へと読み進め、その後もう一度新約を通して読んでみて下さい」
「旧約聖書を読むのはそれからの方が良いです。旧約は新約の光を当てながら読む必要があるからです」
「旧約で読むのは、まず3つ。創世記と詩篇とイザヤ書です。これを読んでから改めて旧約聖書を通して読んでみて下さい」
聖書を読み始めようとする人にとっては、この読み方の何が良いのかはわからないでしょうが、聖書をひと通り読んで、学びを深めた人なら
「ああ、よくポイントを押さえた読み方だなあ。旧約もまずその3つを読んでいれば、新約はグッとわかりやすくなるはずだ」
と納得されることでしょう。
一人で見知らぬ世界で迷うより、その世界に長くいる人に、コツやツボを教えてもらうほうがずっと効率的でストレスフリーの旅を送ることができます。
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あなたの聖書の世界への旅が今日も祝福されますように…。
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