今日のみ言葉【No.651】(2013年 9月17日)

しかし、あなたがた、またはあなたがたの子孫がそむいてわたしに従わず、
(列王紀上9:6)

——————

ソロモンが神殿を完成させた後、神は彼の前に現れました。

言われたことは非常に単純です。

神に従えばダビデ・ソロモンの王朝は長く続く。

神の定めとおきてに逆らい、他の神々に従うならば、神殿は廃墟となり、人々の笑いものになる。

残念ながら歴史は後者の方となりました。

-*-*-*-*-*-*-

ソロモンが建てた神殿は、荒野の時代の幕屋など足元にも及ばないほど豪勢な建築物でした。

モーセの時代、一つしかなかった黄金の燭台(メノラー)をソロモンは南北に5個、合計10個据えました。

かつてのモーセの幕屋は移動式神殿でしたので、いわばプレハブのような物です。

建ててはたたみ、他の場所に移動し、建ててはたたみ…、の繰り返しに耐えるよう、木製の横木と幕で作られていました。

一方、ソロモンの神殿は高価な切石でもって作られ、堅固な様相です。

しかし、

「わたしが見るところは人とは異なる。人は外の顔かたちを見、主は心を見る」
(サムエル記上16:7)

とある通り、神は外見でなく内側の心を見られます。

常に神に心が向けられているかどうか、ここがポイントです。

神のために素晴らしい教会堂を作るもよし、捧げ物を作るもよしです。

大事なのは、神をどのように考え、神の前に自分がどのように歩んでいるかです。

-*-*-*-*-*-*-

今日何をなすか、ではなく、今日神の前にどうあるか、です。

その一点を注視し、そこから離れることなく一日を過ごして参りましょう。

-*-*-*-*-*-*-

●配信停止は下記に空メールを送信して下さい。
del@mikotoba.org

●お申し込みも同様です。
reg@mikotoba.org