今日のみ言葉【No.3324】(2024年 4月 1日)「生活の処方箋（124）『リーダーの資質』」

しかも彼は多くの人の罪を負い、とがある者のためにとりなしをした。
（イザヤ53:12）

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米国のレーガン政権時代、国家安全保障担当補佐官となったパウエル氏は、持論の政策を大統領に提案しました。

会議で大統領は、この政策はうまくいかないと意見を述べましたが、パウエル氏は強硬にこの提案を主張。

結果として主張が取り入れられ、実施することになりました。

しかし、政策が実施されると、大統領の意見の通り大失敗であることが判明したのです。

大統領が記者会見に立ち、この政策に対する厳しい批判にさらされました。

「この政策を立案したのは大統領あなたですか、それともスタッフですか？」

この質問は、パウエル氏にとって一番聞いて欲しくない質問でした。

その時、大統領は、間髪を入れず

「これは私の政策です」

と言い、全責任を負ったのです。

この大統領の言葉を聞いたパウエル氏は、心の中で泣き、このリーダーについて行こうと決心したそうです。

リーダーの資質を教えられます。

（※田中信生の『生活の処方箋』より）

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2024年1月2日、羽田空港で起きた航空機事故では、乗客乗員379人全員が奇跡的に脱出できました。

機長は機内に誰も取り残されていないことを確認した後、最後に機を降りました。

このようなすばらしいリーダーがいることは日本人の誇りです。

クリスチャンの場合、リーダーはイエス・キリストです。

この御方は、

「しかも彼は多くの人の罪を負い、とがある者のためにとりなしをした」
（イザヤ53:12）

とイザヤが預言したように、私たちすべての罪を負い、十字架で死なれ、3日後に復活された御方です。

しかも、そのことによって私たちと取引をするとか、言うことを聞かせようとするとかという事は一切無く、無償の贈り物としてご自分の命を捧げられたのです。

あなたが今会社にお勤めだとして、上司となっているリーダーは、自分中心に物事を運び、部下に犠牲を押しつけるような人でしょうか？

イエス・キリストは神の御心がなるように、神中心に事を運び、部下のために犠牲を負う御方です。

この方を、「我がリーダー」として生きていく時、あなたの人生に爽やかな風が吹き込み、よどんだ空気は一掃されます。

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私たちの命が救われるために犠牲を払い、すべての罪を代わりに負って下さったキリストを人生のリーダーとして歩んで参りましょう。

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