今日のみ言葉【No.3300】(2024年 3月 2日)「生活の処方箋(115)『世の光』」

(https://www.orikane.co.jp/glossary/5948/ より)

あなたがたは、世の光である。
(マタイ5:14)

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E・ホイラー氏は、私たちの実生活から抽出した本当のことを『法則』としてまとめました。

これを『ホイラーの法則』と言います。

その第一条は、

「ステーキを売るな、シズル(sizzle)を売れ」

という名言です。

どれほどおいしいかというステーキの説明ではなく、ジュジュッというステーキの焼ける音(sizzle)こそ、人々の食欲をそそり、注文の動機となるのだと言います。

コーヒーならその香りということです。

説明ではなく、実体が人を動かすのです。

現代人が求めてやまない心の平安、どんな状況も大丈夫という確かさに、まずあなたが生きていく時に、暗やみの時代だからこそ、どんなに小さくても、実体の光は人々の希望となるのです。

今週も、折々の出来事で自らの不十分を気づかされる時に、その自分から目をそらさずに、自分育てに挑戦してまいりましょう。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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O兄は熱心なクリスチャンです。

ある時、職場の同僚に伝道しようと思い、昼休み中にクリスチャン新聞の福音版と伝道用のトラクトを机の上に置いて回りました。

それを見た上司が、

「君、勤務時間中に宗教活動は困るよ」

と注意しました。

O兄は

「わかりました。申し訳ございません」

と言って、配ったものを全部回収しました。

さて、定時の退社時間になりましたが、上司を始め皆まだ残業中です。

しかし、彼だけが

「お先に失礼します」

と、さっさと帰ってしまいました。

ところが、間もなく戻ってきて、

「もう勤務時間ではないので、一個人としてやってまいりました」

と上司に断りを入れた上で、

「よろしかったらお読み下さい。捨てても構いません」

と言って、お昼に回収した伝道文書を、まず上司から、そして、職場の人全員の机の上に置き始めました。

これには上司は何も言えません。

人々がクリスチャン新聞に目を通したかは定かではありませんが、O兄の中にキリストの光を見たことは確かです。

この伝道スタイルを貫いたO兄は、定年退職後、その熱心さと忠実さが買われ、ある施設の長として迎えられ、安定した経営の力となっています。

彼はこのようにして「世の光」となる生き方をしたのです。

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あなたの謙遜さと忠実さを通してキリストの光を見る人々がいます。

世の光として生かしていただける幸いを心に刻み、また一歩、今日の信仰生活を進めて参りましょう。

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