今日のみ言葉【No.625】(2013年 8月 3日)
それゆえ、しもべはこの祈をあなたにささげる勇気を得たのです。
(サムエル記下7:27)
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ダビデは自分をここまで恵んでくださった神に神殿を建てようとしました。
すると神は預言者ナタンを通して2つのことを語られました。
1つは、神は民の中で天幕(テント)に住まわれるということ。
もう一つは、神の方がダビデのために、
「あなたのために家を造る」
と言われました。
ダビデはこれに感激し、今日の聖句の、
「それゆえ、しもべはこの祈をあなたにささげる勇気を得たのです。」
という祈りを記しました。
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祈りは神に対する願いの時もありますが、このダビデのように、恵みに対する応答でもあります。
神の恵みが先にあり、それに促され、自ずと口を開いて神に向かって語っている…。
これが祈りです。
祈りはこのように神が先立って働き、私たちを導いてくださるのです。
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しかし現状は、
「なんでこうなるのかなー」というグチ。
「あ〜あ、」というため息。
「あの人ばっかりいい思いして…」というねたみ。
「私には何にもいいこと無い」という恨み言。
いずれも身近で親しいものばかりです(^_^;。
私たちは言葉をこのように否定的方向に使っています。
祈りが出てこないのは、神の恵みが見えず、聞こえず、感じられないからです。
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1つ感謝を見つけるだけで十分です。
そこから生まれる祈りを大切にして今日一日を生きる時、神様は2つめの感謝を見させてくださいます。
祈りとはそうやって一本の細い糸を引いて導かれていくような始まり方をするものです。
少しずつ、少しずつ、恵みを見いだす一日として参りましょう。
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