今日のみ言葉【No.3254】(2023年12月22日)「イエスの主権を認める(2)」
しかし、人の前でわたしを拒む者は、神の使たちの前で拒まれるであろう。
(ルカ12:9)
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旧統一教会と政治の結びつきを探ろうとしてマスコミが追っています。
ある代議士は、
「事務所にいるスタッフ全員に事実関係を確認したところ、一人も当該宗教の信者でいるという人間は確認できなかった」
と否定したと報道されています(毎日新聞2022年9月2日付)。
誰も解雇されなくて良かった…、で済ませられることではありません。
実はこれは大変危険なことなのです。
もし、いたら、宗教上の理由で解雇されるということになるのでしょうか?
とすれば、生身の人間として、生きるために真実を偽り、その信仰を否定する信者さんも出てくる可能性がありました。
「旧統一教会の信者」という言葉を「クリスチャン」と置き換えてみると実感できます。
宗教的理由で排斥されるということは、かつてのキリシタン迫害と同じだということです。
今日の聖句は、クリスチャンにも適用されるものなのでしょうか。
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前回述べたように、イエス・キリストを救い主として信じていると人前で認めている人は、イエス様もその人を受け入れて下さいます。
これが大前提です。
聖書に表されている神は、人間を救おうとする神です。
それは創世記第3章で人間が罪を犯し、あるべき姿から落ちてしまった直後に、救いの計画が明らかにされていることからわかります。
「わたしは恨みをおく、おまえと女とのあいだに、おまえのすえと女のすえとの間に。彼はおまえのかしらを砕き、おまえは彼のかかとを砕くであろう」
(創世記3:15)
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さて、
「だれでも人の前でわたしを受けいれる者を、人の子も神の使たちの前で受けいれるであろう」
(ルカ12:8)
と、
「しかし、人の前でわたしを拒む者は、神の使たちの前で拒まれるであろう」
(ルカ12:9)
のどちらを信じたら良いのでしょう?
これはどちらも真理なのです。
紙は表(おもて)だけでは存在しません。
必ず表と裏があります。
キリストを受け入れる人がいるなら、当然、受け入れない人がいるという可能性が生じます。
イエス様はその両面を語っておられるのです。
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そうは言っても、
「私はイエス・キリストを信じ、教会と関わりのある人間です」
と言ったら自分に不利な状況になるとしたら、人前で
「イエスなんて知らない!」
と否定するかもしれない、と心配するクリスチャンの方がいらっしゃるかもしれません。
キリストを信じているのに、
「そんな人は知らない」
と、しらを切り、しらばっくれ、イエスを呪うことまでした人をあなたはご存知ありませんか?
そうです、ペテロです。
彼は、
「その人のことは何も知らない」
(マタイ26:74)
と、3度、人前でイエス様との関わりを否定しました。
では、
「しかし、人の前でわたしを拒む者は、神の使たちの前で拒まれるであろう」
(ルカ12:9)
の言葉が適用され、ペテロは神から排斥されたでしょうか?
いいえ、彼が救われているのは明らかです。
一度イエス様を受け入れた人の救いは確定しているのです。
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安心して主の救いの中を歩む今日として参りましょう。
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