今日のみ言葉【No.3221】(2023年11月13日)「生活の処方箋(90)『聖書という土台』」

またあなたがたは、使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられたものであって、キリスト・イエスご自身が隅のかしら石である。
(エペソ2:20)

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ウォルト・ディズニー・カンパニー最高経営責任者だったマイケル・D・アイズナー氏が自宅の設計をした時、家の中の壁を薄くしたために、危うく家が崩れるところだったそうです。

また、ソフトウェア会社を経営する億万長者は、家の外壁をパイン(松)材にしたため、家の完成を待たずして腐ってしまいました。

彼らは忙しかったために、そのようなことに気づかなかったのでしょうか?

建築家は、

「建物の構造詳細は誰もが『退屈だ』と思うものだ」

と言います。

私たちは、つい、目に見えるところ、派手なところに費用と時間をかけてしまうものです。

しかし、人生も家と同じで、その価値を決めるのは土台です。

外見だけに思いを馳せるのではなく、目に見えない、最も大切なところに心のエネルギーを注ぎたいものです。

今週も、人生の土台を確認しつつ歩みましょう。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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クリスチャンの方なら、

「人生の土台はイエス・キリスト」

と言われるでしょうが、

「具体的にそれは何?」

と一歩深く突き詰められると、案外あやふやな思いで生きていたと気づくものです。

使徒パウロはこのように言っています。

「またあなたがたは、使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられたものであって、キリスト・イエスご自身が隅のかしら石である」
(エペソ2:20)

「使徒たちや預言者たち」が土台となって今の私たちがあると言うのです。

「人生の土台はイエス・キリスト」ということと二つあるのでしょうか?

「使徒たちや預言者たち」とは、彼らが命をかけて残してくれた神の言葉のことを言います。

それはすなわち聖書です。

聖書は神の言葉であり、それはイエス・キリストを証しするものです。

「あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである」
(ヨハネ5:39)

従って、土台は別々の二つあるのではなく、一つです。

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神が啓示された真理を、使徒たちや預言者たちは言葉にして残してくれました。

現代に生きる私たちは、聖書という土台の上に建てられた者なのです。

ですから、たとえ聖書を読む時間が「退屈」に感じる時があったとしても、それをするあなたは最も重要な「土台作り」を最優先にしていることになります。

そのような人生に、先の話のような「家が崩れる」とか「外壁が腐る」などということはありません。

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今日も聖書を読み、正しい理解を得、土台を確かなものとして生きて参りましょう。

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