今日のみ言葉(2012年 2月8日)【No.239】
イエスは彼らの信仰を見て、中風の者に、「子よ、あなたの罪はゆるされた」と言われた。
(マルコ2:5)
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私が子供の頃は、中風のおじいちゃんおばあちゃんをあちこちで目にしたものです。
手をブルブルと震わせながらお茶を飲んでいるので、子供心に「こぼさないか」と心配して見ていたものでした。
中風は脳血管障害の後遺症で、半身不随や手足のしびれ等の障害が出ます。
今日の聖書個所にはっきりとは書かれていませんが、使われている言葉から察すると、この人は高齢者ではなく若い人だったようです。
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イエス様は体の癒しの前に罪の赦しを宣言されました。
肉体が癒されると心も癒されるか、というとそうではないのだ、ということです。
人間にとっては罪の赦しが最も大切なのです。
罪が赦されているので神の前に何のわだかまりもなく出ることができ、恐れもせず、ご機嫌伺いもする必要もなく、当たり前のようにしていられる…。
それが神と正しい関係にいること、つまり、救われているということです。
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健康であることや生活が安定していることで救いを測ろうとすると理解できないことが現れます。
病気になったりお金が無くなったりすると、「私は救われていない」と考えてしまうからです。
神が「父」であり私は「子」であるという関係を、自分の中にはっきりさせておくことが必要です。
この最初のボタンを掛け違うと、どこまで行っても「何かおかしい…」という感じがぬぐえません。
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神との正しい関係に入るためには、キリストの十字架による罪の赦しが自分のためであったと信じるだけで良いのです。
そこから、「父」としての神と「子」としての私との関係を一つずつ育てていきましょう。
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