今日のみ言葉【No.3188】(2023年10月 3日)「群衆への警告(3)」
というのは、ニネベの人々に対してヨナがしるしとなったように、人の子もこの時代に対してしるしとなるであろう。
(ルカ11:30)
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聖書を正しく理解するためには、文脈を追って読むことが極めて大切です。
書かれてあることの前後関係をつかまなければ、自分の都合に合わせた解釈となったり、時には想像が行き過ぎて妄想という段階まで発展する可能性があるからです。
ここはルカ11章14節以降の続きの箇所です。
15節の「悪霊のかしらベルゼブル」に対する反論は終わりました。
次に16節の「天からのしるし」に対する反論をしているのが、29節からの「ヨナのしるし」の話です。
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前回のメールで、ヨナ書のストーリーを説明しました。
ヨナは敵国ニネベに対して伝道しました。
イエス様も反対を受けながらイスラエルに伝道しました。
ヨナは大魚の腹の中に三日三晩いました。
イエス様も十字架の死後、3日間、墓に葬られたままでした。
ヨナは3日後に大魚から吐き出され、ニネベに伝道に行きます。
イエス様も3日後に復活され、昇天までの間、信じる者たちの前に現れ、ご自身の存在を明らかにされました。
これが、
「ニネベの人々に対してヨナがしるしとなったように、人の子もこの時代に対してしるしとなるであろう」
(ルカ11:30)
ということなのです。
これ以上の「しるし」は与えられませんし、これよりもっと上の「しるし」はありません。
もし、それ以上の「しるし」を求めるとするなら、それは貪欲というものになります。
神は、飽くなき人間の欲望を満たす御方ではないのです。
イエス様のメシア性が拒否されて以降、イエス様は信仰を引き出すための「しるし」は何もお与えになりませんでした。
十字架の死に続く三日目の復活だけが残された「しるし」となったのです。
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伝え聞いた福音を大切にする今日として参りましょう。
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