今日のみ言葉【No.3184】(2023年 9月28日)「ヤコブの群れが増える(1)」
ラケルがヨセフを産んだ時、ヤコブはラバンに言った、「わたしを去らせて、わたしの故郷、わたしの国へ行かせてください。
(創世記30:25)
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外国で長期滞在すると、急に望郷の念に駆られる時があるものです。
そうは言っても今すぐ飛行機に乗って帰れるわけではありませんから、自分の気持ちを収めなくてはなりません。
手っ取り早い解決法は、日本にいた時食べていた物を食べることです。
私がアメリカにいた時、それはマクドナルドのハンバーガーとコーラでした。
普段味わっていたあの味が口の中に広がると、自分が日本にいるような気がして安心します。
そして、キュウリとわかめの酢の物。
極めつけはインスタントラーメンです。
あのスープと麺は私の精神安定剤でした。
ヤコブはヨセフが生まれた後、望郷の念に駆られ、食べ物でごまかそうとせず、本当にカナンの地に帰ろうとします。
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ヤコブはラバンにこう願い出ます。
「わたしを去らせて、わたしの故郷、わたしの国へ行かせてください」
(創世記30:25)
この段階で、ヤコブは二人の妻と二人のつかえめ、そして息子11人と娘を得ました。
彼は二人の妻の花嫁料として14年間、ラバンの下でタダ働きをしました。
つまり、家族は増えたが何の貯えもなく、これからも自分の財産として持てる見込みがない、という状況だったわけです。
彼の不満は、
「いつになったらわたしも自分の家を成すようになるでしょうか」
(創世記30:30)
という言葉に表れています。
ヤコブの思いの中に、狡猾なラバンの搾取から離れ、正当な収入を得て独立しようという思いが湧いてきたのです。
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ラバンはラバンで、ヤコブの有能な働きのおかげで家畜が増え、自分は祝福されていることを知っていますから、彼を離したくありません。
ずるいラバンは、娘二人と結婚させた時のように、巧妙な手段でヤコブを引き止めようとします。
ヤコブはまたラバンにだまされるのでしょうか?
以下、次回に続きます。
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どんな時にも、神の約束は生きて働いているのだと信じ、今日の一日を過ごして参りましょう。
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