今日のみ言葉【No.3183】(2023年 9月27日)「ヨセフの誕生」

次に神はラケルを心にとめられ、彼女の願いを聞き、その胎を開かれたので、
(創世記30:22)

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子供が欲しいのに妊娠の兆候が見られないラケル。

その間に子を6人も産む姉レア。

しかし、ラケルは祈って待ちました。

神は、神が定めた時に行動を起こされ、人間の祈りに対して神の答えを与えられます。

ラケルにとってはそれがヨセフの誕生でした。

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ついにラケルに念願の子供が与えられます。

「次に神はラケルを心にとめられ、彼女の願いを聞き、その胎を開かれたので」
(創世記30:22)

とあります。

子が与えられることを願うラケルの祈りを、神は無視しておられたのではなく、確かに聞いておられました。

ただし、命は神が与えるものです。

神が主権を持って命を授けるのです。

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その子の名前はヨセフと名づけられました。

ラケルはこの名前をつけた理由の一つを、

「神はわたしの恥をすすいでくださった」
(創世記30:23)

からだ、と言っています。

ここでは、「すすぐ」、「取り去る」という意味のヘブル語「アサフ」が使われています。

そして2番目に、

「主がわたしに、なおひとりの子を加えられるように」
(創世記30:24)

と言っています。

ここでは、「加える」というヘブル語「ヨセフ」です。

つまり、アサフとヨセフの組み合わせで名前を「ヨセフ」としたのですが、そこにはラケルの神への感謝と、さらに子が与えられるようにという彼女の願望があります。

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人間的に考えれば、ヤコブが最も愛したラケルから生まれた子が後を継ぎ、そしてその血統から救い主が誕生する…、というストーリーを描きますが、神の御心は違います。

イエス・キリストは、ヤコブに愛されたラケルからではなく、愛されなかったレアの第4子ユダの家系に生まれます。

また、そもそもヤコブの家族は結婚当初から、いびつな形でスタートしました。

嫉妬の中での子作り争いがありました。

果たしてこれが健全な家族関係なのだろうか、と疑われる中で12人の息子たちが生まれ育ち、彼らがイスラエル12部族の元となっていきます。

神はどんなところからでもご自身の計画を全うされるのです。

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神のご計画はあなたの家族の中でも進行しています。

神の御手の働きを待ち望む今日として参りましょう。

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Posted by maruyama