今日のみ言葉【No.3185】(2023年 9月29日)「群衆への警告(2)」
この時代は邪悪な時代である。それはしるしを求めるが、ヨナのしるしのほかには、なんのしるしも与えられないであろう。
(ルカ11:29)
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CM総合研究所の発表によると、2022年度までに「三太郎」シリーズのauが8年連続CM好感度No.1となったそうです。
三太郎とは、桃太郎、金太郎、浦島太郎のことです。
私たち日本人が何の違和感もなくあのCMの世界にスッと入っていけるのは、すでにその昔話の情報が脳にインプットされているからです。
さらに、かぐや姫や乙姫、一寸法師や鬼が出てきても戸惑うことがありません。
子供の頃から親しんだ童話の中に出ているキャラクターだからです。
しかし、外国人がauのCMを見ても、何のことかわからないでしょう。
これと同じことが、立場を変えて、日本人が聖書を読む時に起こります。
ユダヤ人は「ヨナ」と言われても無条件に受け入れられますが、聖書に対する知識が乏しい「異邦人」である日本人には説明が必要となります。
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ユダヤ人たちは、罪の悔い改めに基づく深い信仰から「しるし」を求めていたのではなく、自分の好奇心のために、「しるし」を求めていました。
そのような群衆に、イエス様はこう語られました。
「ヨナのしるしのほかには、なんのしるしも与えられないであろう」
(ルカ11:29)
ここで、旧約聖書のヨナ書を読んでおかなければなりません。
そのストーリーをかいつまんで言うと、以下のようになります。
ヨナは、イスラエルの敵国アッシリヤの首都ニネべに対する伝道を神に命じられましたが、その命令を避けて逃げ、嵐の中海に放り込まれます。
その後、大魚に飲み込まれ、魚の腹の中で三日三晩祈り過ごし、神に立ち返り、ニネべに行って伝道します。
ニネべの人たちは、ヨナの言葉を聞きいれ、王自ら命令し、人民や家畜まで断食させ、町中が悔い改めました。
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ヨナ書を初めて読む人は、ヨナのしるしがおぼろげにわかったところで良しとしましょう。
そのヨナとイエス・キリストには関係があるというのです。
ここに旧約にあらかじめ予表されたキリストの存在が見出せます。
以下、次回に続きます。
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ヨナ書を読み返し、新約のキリストとの関係を思い巡らす一日として参りましょう。
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