今日のみ言葉【No.2826】(2022年 6月 2日)「創世記(32)『ノアの子孫』」
ノアの子セム、ハム、ヤペテの系図は次のとおりである。洪水の後、彼らに子が生れた。
(創世記10:1)
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落語の寄席には出演順番があります。
まず若手落語家の「前座」。
前座の話は入場料に含まないという考えで、開演時刻の前に出演することもあるそうです。
次に、2番目に高座に上がるのでその名の通り「二ツ目」。
そして「真打(しんうち)」登場となるわけです。
ノアの息子セム、ハム、ヤペテの場合、ヤペテが前座で、ハムが二ツ目、そしてセムが真打となります。
セムの家系から救い主メシアが生まれるからです。
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創世記10章はノアの子孫の系図です。
長男セム、次男ハム、三男ヤペテなので、この順番に書かれてあるかというとそうではなく、逆順です。
これは、軽いものを先に書き、本当に取り上げたい重要なものを最後に持ってくるユダヤ的書き方です。
24節でエベルが出てきますが、これはヘブル人の語源となった名前です。
そして創世記11章でセムの子孫からアブラハムが生まれることが記されています。
ユダヤ人の信仰の祖アブラハムから、イスラエル黄金時代のダビデ王へと続き、そしてこの家系からイエス・キリストが誕生するのです。
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創世記3章でアダムとエバが神に反逆し、エデンの園から追い出されましたが、もうその時から、神はこの世界を救おうとされていました。
ノアの子孫たちは日常生活を続けているだけでしたが、それを通して、神は神にしかわからないやり方で御業を進めておられたのです。
今日の生活は昨日と変わりない平凡な一日でしかないように見えます。
しかし、神はこの一日を用いて、私たちの思いもよらないところで御計画を進めておられるのです。
いつか神の御業を仰ぐ日があることを信じ、希望を先取りして今日の一日を送って参りましょう。
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