今日のみ言葉【No.595】(2013年 6月22日)

今ほかの国々のように、われわれをさばく王を、われわれのために立ててください。
(サムエル記上8:5)

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ある調査によると、もらって残念だった年賀状の第1位が

「印刷のみで手書きのメッセージがない」

だそうです。

読む側は送った人の心を受け取りたいようです。

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ペリシテ人に負け、契約の箱が奪われるという一大事が起きたことをきっかけとして、イスラエル人はペリシテのような中央集権国家を作ることを目指し出しました。

王が統治する国というシステムを作れば対抗できると考えたのです。

ところが、士師時代の名残である祭司サムエルは年老い、その息子らはリーダーとしてふさわしくない行状をしていました。

そこで民は

「われわれをさばく王を、われわれに与えよ」
(サムエル記上8:6)

とサムエルに迫りました。

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サムエルが神に祈ると、彼の意に反して

「民が、すべてあなたに言う所の声に聞き従いなさい。」

という神の答えが返ってきました。

「彼らが捨てるのはあなたではなく、わたしを捨てて、彼らの上にわたしが王であることを認めないのである。」
(サムエル記上8:7)

神はすべてをお見通しの上で王を立てることを許されたのです。

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システムが問題ではないのです。

神を恐れ、神を愛し、神に従う心があるかどうかが大事なのです。

「仏作って魂入れず」ということわざがありますが、見かけではなく、中にどんなスピリットがあるかがそのシステムが生きたものとなっているかどうかのポイントです。

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神を愛する心を持って今日一日を過ごして参りましょう。