今日のみ言葉【No.713】(2013年12月 4日)
常に主の名をもって祝福することをなした。
(歴代志上23:13)
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本屋の友人がこんなことを言っていました。
「本を買う客は店にいる時間が短い。本を買わない客に限って店にいる時間が長い。」
長年店番をしている人でなければ言い得ない言葉ですが、自分自身に照らし合わせると、なるほどと納得してしまう言葉でもあります。
本を買うお客さんは、書店に入る前から、
「あの本を買おう」
と決めてお店に入り、
「本棚のあそこら辺にあるはずだ」
とその本の置かれている場所まで直行し、
「あった!」
と確認し、レジに持って行ってお金を払い、さっさと家に帰って本を読むのを楽しみにします。
はっきりとした目標を持っている人の行動とはこのようなものです。
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クリスチャンの人生とは、今日の聖句にある目標を持って生きることです。
「常に主の名をもって祝福することをなした。」
(歴代志上23:13)
神の祝福は、まず最初に信仰の祖アブラハムに注がれました。
それは、祝福がアブラハムを通して他の人々に流れていくためです。
「あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」
(創世記12:3 新改訳)
常に主の名をもって祝福する、と決めて生きる人生には、無駄も迷いもありません。
いたずらに店の中を、
「何かいいものないかな〜」
とあちらこちらを回って時を費やすような生き方はなくなるのです。
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教会のAさんは親の介護を考えて、家を新築する決心をしました。
しかしそれだけが目的ではありません。
おいしいお料理と共に滋養豊富な霊の御言葉をいただいてもらおうと、家庭集会の出来る家をと祈って計画を練りました。
家を建てる目標が、介護と家庭集会、とはっきり定められているので、建築業者の選定後も迷いはありませんでした。
あれから10年。
親を天に送られ、毎月の家庭集会に人々が集まる家として、あたかも天国からの祝福の集荷所のような様子です。
家庭集会をすることが1本の大きな柱となり、そのために計画を立て、準備をなし、毎日の生活が神の祝福の配達のために動いています。
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神の祝福を得ることはすばらしいことです。
それはどこかにあるはずと探し求めるものではなく、すでにあなたの手元に与えられています。
祝福を外部に流し出そうとする動きに合わせて、神は天から祝福を補給され、降り注いで下さいます。
浴びるほどに祝福に浸れるように、
「常に主の名をもって祝福することをなした。」
という人生を送って参りましょう。
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