今日のみ言葉【No.3162】(2023年 8月28日)「生活の処方箋(72)『信念に満ちた在り方』」
しかし、彼を受けいれた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである。
(ヨハネ1:12)
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菊池寛賞を授与されたドイツ人のデーケン先生は、他方面で活躍しておられ、日本人以上に日本を知り、日本を愛し、日本に骨を埋めるとおっしゃっているほどです。
先生が日本に来るきっかけとなったのは、12歳の時に出会った長崎二十六聖人殉教の本でした。
豊臣秀吉の命によって処刑された26人の最年少は、先生と同じ12歳のルドリコ茨木でした。
茨木が刑場へ引かれていく途中、あわれに思った一人の武士が
「おまえがお咎めを受けるもとになった信心を捨てなさい。そうすればご赦免を願って、私の養子として迎えよう」
と話しかけました。
すると茨木は
「あなた様がキリシタンになって、一緒に天国へ来てくださるといいのですが」
と答えました。
先生はこの生き方に感動したのです。
人の人生に決定的な影響を与える、と言わずとも、あなたの前向きで信念に満ちた在り方は、必ず誰かに良き影響を与えていきます。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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ルドリコ茨木のように人に影響を与える生き方をする方法は、神の御言葉を真実なものとして信じ抜くことです。
聖書には
「しかし、彼を受けいれた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである」
(ヨハネ1:12)
とあり、イエス・キリストを信じた者は神の子となることができる、と約束されています。
後は素直に、幼子のようにこれを信じ、自力で神の子となろうと頑張り抜くのではなく、神の恵みによって神の子としての身分が与えられていることを信じて生きるのです。
その一日々々の積み重ねが、12歳の茨木少年が武士を感銘させたほどの力となっていきます。
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イエス・キリストの十字架による罪の赦しを信じる時、人は神の子とされ、永遠の命が与えられます。
それは年齢によらず、どんな人にも適用される約束です。
6歳の幼子の証しをご紹介します。
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あるキリスト教会で、最初に洗礼を受けた婦人がいた。
この人は、6歳になる義理の姪が死ぬ時に、
「イエスさまのところで待っているから、おばあちゃんも来てね」
と言った一言による、と言われている。
わずか6歳であったが、日曜学校(教会学校)で、永遠の生命と天国と復活とを学び信じていた彼女は、いまわのきわに、叔母に向かって、天に備えられた神による住居があることを告げることができた。
そのことにより、その婦人は、神の救いに入り、永遠の生命が与えられたのである」
(『ローマ人への手紙講解説教』、佐藤陽二著、P32)
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神を信じる心を磨く今日として参りましょう。
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