今日のみ言葉【No.3150】(2023年 8月 7日)「生活の処方箋(68)『今あるものに感謝する』」

8歳の頃のヘレン・ケラー(左)とアン・サリヴァン(1888年7月)

すべてのことは、あなたがたの益であって、恵みがますます多くの人に増し加わるにつれ、感謝が満ちあふれて、神の栄光となるのである。
(第2コリント4:15)

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三重苦の試練を背負って生まれたヘレン・ケラーは次のように言いました。

「私はこんなにたくさんのものを与えられたのです。与えられなかったものについて考える暇はありません」。

人生とは不思議なもので、マイナスを探し出して数えたら、無尽蔵に数えることができます。

と同時に、今あるものを見いだし、それに感謝すれば、そこにもまた、測り知ることのできない祝福の世界が広がります。

不十分だから、だめだから成功への道が阻まれているのではありません。

ヘレン・ケラーが言ったように、むしろ、マイナスと思えることが自分に幸いした、という生き方、考え方こそ、このような不景気な時代に、最も大切な鍵ではないでしょうか。

この心の姿勢、そう生きていくという決断が、あなたの明日を、成功への道を切り開いていきます。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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ヘレン・ケラーには明確な復活の信仰がありました。

今日の聖句の直前の節で、パウロは復活のことをこう語っています。

「それは、主イエスをよみがえらせたかたが、わたしたちをもイエスと共によみがえらせ、そして、あなたがたと共にみまえに立たせて下さることを、知っているからである」
(第2コリント4:14)

復活を土台とした永遠の希望があるので、クリスチャンはこの世の人生の収支決算に惑わされることなく、プラスの方に目を向けていくことができるのです。

キリストを信じる者には、祝福された完全な復活の体が与えられ、永遠の命をいただいて生きるという約束があります。

それゆえに、

「すべてのことは、あなたがたの益であって、恵みがますます多くの人に増し加わるにつれ、感謝が満ちあふれて、神の栄光となるのである」
(第2コリント4:15)

となり、この世でプラスを、そしてマイナスをも体験しながら、感謝して歩み続ける力を得るのです。

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地上で人生のすべてが終わるとすると、この世の損(マイナス)を減らし、得(プラス)を増やそうとするでしょう。

しかし、この世で迎える死の向こう側に永遠の世界があることを知るクリスチャンは、ヘレン・ケラーのように与えられているものに目を向け、感謝の人生を送るのです。

今日、その歩みを確かにして参りましょう。

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