今日のみ言葉【No.579】(2013年 6月 4日)

ミカはレビびとであるこの若者を立てて自分の祭司としたので
(士師記17:12)

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士師記は17章から訳の分からない出来事の記述が続きます。

混乱の原因は、当時のイスラエル人が

「おのおの自分たちの目に正しいと思うことを行った」
(士師記17:6)

からです。

その典型的人物としてミカという人が登場します。

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今日の聖句の

「ミカはレビびとであるこの若者を立てて自分の祭司とした」

とは、自分の好みや都合で祭司を立てた、ということです。

神の言葉に従う信仰こそが本物ですが、ミカの場合、自分の信じるものに合う神を仕立て上げたということになります。

これでは本末転倒です。

しかしそれが堂々とまかり通った時代が士師記だったのです。

彼はそれが正しいと思ったから行ったのですが、その結末の悲惨さが選択の誤りを明瞭に示しています。

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新約聖書では、

「兄弟たちよ。そういうわけで、神のあわれみによってあなたがたに勧める。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、生きた、聖なる供え物としてささげなさい。それが、あなたがたのなすべき霊的な礼拝である。」
(ローマ12:1)

とあります。

この御言葉の通りなのですが、決して義務や強制で行ってはいけません。

この御言葉を深く味わい、じっくりと噛みしめ、ジワリとにじみ出る喜びがあってこそ行動に移すべきなのです。

あなたならではの一歩がそこにあり、その一歩のそばに主が伴われます。

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御言葉を深く噛みしめて参りましょう。

士師記,御言葉

Posted by maruyama