今日のみ言葉【No.3125】(2023年 7月 8日)「生活の処方箋(59)『幸せになる方法とは』」
神の国は飲食ではなく、義と、平和と、聖霊における喜びとである。
(ローマ14:17)
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余計なものを来ていると、本物の幸せが見えないことがあるものです。
王様は、何不自由ない生活にもかかわらず、幸福感がありませんでした。
そこで、国中の知者・学者を集め、幸せになる方法を尋ねました。
すると、ある学者が
「今幸せな人を見つけ、その人の下着をもらうとよい」
と教えてくれました。
しかし、そのような人はなかなか見つかりません。
ある日、狩りに出かけ、幸せそうな羊飼いの少年に会いました。
王様が少年に幸せかと尋ねると
「大変幸せです。羊は言うことをよく聞きます。村人たちはみんな仲良しです」
と答えました。
そこで、王様が
「お前の下着を分けてくれ。お金はいくらでも出すから」
と言いました。
すると、少年は
「私は貧しくて下着は持っていません」
と答えたのです。
幸せは、目に見えるものを追うと得られるのではなく、その人の心の中にあることをしみじみ思わされます。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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コンピュータは電気のオン(ON)とオフ(OFF)の2種類の信号だけで動いています。
電気が通っていれば○(マル)、通っていなければ×(バツ)。
人間も同じようなところがあり、オンとオフは「快」と「不快」に分けられます。
気分が良く快適ならマルで「快」。
満足できない気持ちを味わうならバツで「不快」です。
快・不快の2種類の信号で自分が幸せかどうかを測ると、大方不幸になります。
なぜなら、常に「快」100%の状態が「幸せ」と定義され、「不快」が1%でも入り込むと「不幸」と認識されるからです。
このようなコンピュータ型人間は「問題ゼロ」の状態を追い求めます。
ですから、先のお話の王様のように、問題を解決しようとして幸せを追い求めるのです。
しかし、問題が解決した矢先に別の問題を見出すので「不快」は続き、一生「幸福」ではない状態の人生を送ります。
聖書は
「神の国は飲食ではなく、義と、平和と、聖霊における喜びとである」
(ローマ14:17)
と語り、神の国の祝福は外から取り入れる飲食から成るのではなく、すでに内に与えられている聖霊による平安と喜びであることを示しています。
ですから、たとえ自分の感覚では「快」が6割しかなく「不快」が4割もあったとしても、その基準を一旦捨てなければなりません。
そして、すでに与えられている幸せに気づき、幸福の源である神と共に過ごすのです。
この方向にあなたの心の目が向けば、「羊飼いの少年」はすぐ目に入ります。
そして、幸せな人たちに取り囲まれているうちに、あなたも見よう見まねで幸せを感じる人となっているのです。
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聖霊によって与えられる喜びを受け取る今日として参りましょう。
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