今日のみ言葉【No.3106】(2023年 6月16日)「主の祈り(1)」
また、イエスはある所で祈っておられたが、それが終ったとき、弟子のひとりが言った、「主よ、ヨハネがその弟子たちに教えたように、わたしたちにも祈ることを教えてください」。
(ルカ11:1)
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昔のラジオは、つまみを回して雑音の中から選局する仕組みでした。
夜遅く、ラジオのつまみを思いっきり右に回すと、端っこにキリスト教放送(FEBC)の電波が引っかかったものです。
遠くから聞こえるような音声と内容に慰めを感じ、最後に流れる「主の祈り」は感動的でした。
ルカ11章にはその「主の祈り」が記されています。
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主の祈りとは、イエス様が弟子たちに教えた祈りです。
まず、当たり前ですが、イエス様は祈りの人です。
「また、イエスはある所で祈っておられたが」
(ルカ11:1)
弟子たちは、祈り終えられるまで待ち、それからイエス様に教えを請いました。
「それが終ったとき、弟子のひとりが言った」
(ルカ11:1)
これは大変良い態度です。
現代はあらゆるところで、人間の欲望をすぐかなえる方向に進んでいますが、神の前では異なります。
神様の秩序があり、神の時が優先されねばなりません。
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そしていよいよ、弟子たちが知りたいことを尋ねられるタイミングが来ました。
「主よ、ヨハネがその弟子たちに教えたように、わたしたちにも祈ることを教えてください」
(ルカ11:1)
このヨハネとはバプテスマのヨハネのことです。
キリストの弟子となったアンデレは、元々はバプテスマのヨハネの弟子でした。
そこで習った祈り方があり、今度はイエス様が教える祈り方を知ろうとしたのです。
イエス様が教えられた祈りは、弟子たちにとって天地がひっくり返るような驚きの祈りでした。
以下、次回に続きます。
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神の時があることを知り、祈りの中で謙遜に待ち望む今日として参りましょう。
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