今日のみ言葉【No.3067】(2023年 4月27日)「平和の人イサク(4)」

彼らは言った、「われわれは主があなたと共におられるのを、はっきり見ましたので、いまわれわれの間、すなわちわれわれとあなたとの間に一つの誓いを立てて、あなたと契約を結ぼうと思います。
(創世記26:28)

——————

野菜摂取はなぜ体に良いのか?

すぐ思いつくのは、食物繊維がとれるから、ビタミン補給のためという理由です。

見逃してならないのは、野菜に含まれている水分です。

野菜の水分は小腸でゆっくり吸収されるので、人間の体を脱水症状から守る働きをしてくれます。

神様はゆっくりと、しかし確実にイサクに水の出る井戸を与えられました。

-*-*-*-*-*-*-

イサクを追い出したアビメレクは彼に対して恐れを感じ出しました。

なぜなら、イサクは次々と井戸を掘り、その井戸が奪われても次の井戸を掘り当て、命を支える水を確実に得ていたからです。

アビメレクは王ですから権力を持ち、その力で押さえつけてきたので、同じ理屈で自分が力で押さえつけられ、負けることがあると考えます。

彼はイサクの背後にいる神の存在とその力の大きさを無視することができなかったのでしょう。

自分の方からイサクの所に赴き、和平条約を結び、自分の身の安全を図ったのが今日の聖書箇所です。

-*-*-*-*-*-*-

アビメレクは一人で行くことをしませんでした。

「時にアビメレクがその友アホザテと、軍勢の長ピコルと共にゲラルからイサクのもとにきたので」
(創世記26:26)

今風の言葉で言うと、完全に「ビビっていた」のです。

3人で行ったのではなく、「軍勢の長ピコルと共に」とありますから、それ相応の軍隊を引き連れ、物々しい装いで彼は丸腰のイサクに面会しにやって来ました。

イサクはこの不自然な訪問に対して、その意図を問います。

「あなたがたはわたしを憎んで、あなたがたの中からわたしを追い出されたのに、どうしてわたしの所にこられたのですか」
(創世記26:27)

するとアビメレクは、イサクに会いに来た趣旨をこう述べます。

「われわれは主があなたと共におられるのを、はっきり見ましたので、いまわれわれの間、すなわちわれわれとあなたとの間に一つの誓いを立てて、あなたと契約を結ぼうと思います」
(創世記26:28)

井戸の件でイサクには神がついているということを彼は見たと言うのです。

強大な神がイサクの背後にいることをはっきりと認めざるを得なくなったので、イサクを追い出した自分にいつ何時危難が降りかかってくるかわからないという恐れが出てきます。

そこで彼は、実際にトラブルが起こる前に、

「われわれとあなたとの間に一つの誓いを立てて、あなたと契約を結ぼうと思います」
(創世記26:28)

と申し出ました。

これは現代の国家間で言う、不可侵条約・和平条約を結ぼうとするということです。

その後、

「イサクは彼らのためにふるまいを設けた」
(創世記26:30)

「彼らはイサクのもとから穏やかに去った」
(創世記26:31)

となり、無事契約を結ぶことができました。

神はこの契約を喜ばれたことを次のような出来事で示されました。

「その日、イサクのしもべたちがきて、自分たちが掘った井戸について彼に告げて言った、『わたしたちは水を見つけました』」
(創世記26:32)

イサクはかつてのアビメレクの仕打ちに対して、争うことをせず、そのことを許された神の御心に服従し、平和に生きることを選択した結果、このような祝福となりました。

神の御心を行うところには命の水が湧き、神と共なる働きの成果と喜びを見るのです。

-*-*-*-*-*-*-

神の命の水を、じわりと味わう今日として参りましょう。

-*-*-*-*-*-*-
-*-*-*-*-*-*-

□ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ □
■メールマガジン「今日のみ言葉」
■発行責任者:山形ジョイフルチャーチ 丸山芳浩
■ご意見ご感想は、 maruyama@mikotoba.org までどうぞ
■Webサイト mikotoba.org
■Youtube 丸山芳浩師 メッセージチャンネル
www.youtube.com/@joymaru

■御言葉メールの申込、停止は全て自動でなされます。下記メールアドレスに件名も本文も無い空メールを送信して下さい。

☆御言葉メールをお申し込みになりたい方は
reg@mikotoba.org
(仮登録メールが送られますので、その中のリンクをクリックして本登録となります)

★御言葉メールを停止したい方は
del@mikotoba.org

御言葉

Posted by maruyama