今日のみ言葉【No.539】(2013年 4月 8日)

強く、また雄々しくあれ。
(ヨシュア記1:9)

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私は心やさしいのか気が弱いのかわかりませんが、妻の言葉に逆らったことはありません。

家内の提案には必ず、

「うん、なるほど。」

と話を聞き、相談の結果、ほとんどの場合彼女に従います(^_^;)!

その私が、生涯一度だけ、

「大丈夫だ。心配するな。」

と、ポン!と家内のチェックをはねのけ、彼女を寄せつけない時がありました。

それが今日のこの聖句、ヨシュア記1章9節の御言葉を与えられた時でした。

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ヨシュアがこの言葉を神から与えられたのは、偉大な指導者モーセが死に、いよいよヨシュアがイスラエルの民を導く使命を担った時でした。

荒野の40年も大変でしたが、いくら神が約束された地とはいえ、先住民がいる土地に入り、そこで生活していくことには様々な困難が予想されたことでしょう。

モーセの下で経験を積み、勇ましいヨシュアであったとしても、かなりのストレスにさらされたはずです。

そのヨシュアに対し、神は、

「強く、また雄々しくあれ。」

と命じられたのです。

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「強く、また雄々しくあれ。」と言われると、「ヨシ!」と励まされ力づけられる人もいますが、逆にひるんでしまう人もいます。

「強くあれ、と言われても、私は弱いんです。どう力を出したらいいのか…」

と、自分の無力さがクローズアップされてしまうのです。

ですから、神はこの言葉を語る前に、

「わたしは、モーセと共にいたように、あなたと共におるであろう。わたしはあなたを見放すことも、見捨てることもしない。」
(ヨシュア記1:5)

と、神が共にいて下さることを約束しておられます。

ヨシュアは自分の指導力やイスラエルの戦力で新しい地を獲得するのではないことに気づきます。

神が共におられるゆえ、そして、神の約束の地であるがゆえに、新しい土地を獲得できるのです。

それにふさわしい態度が、強く、また雄々しくあるということなのです。

強くあれる態度の陰には、それを支える「共にいて下さる神」の存在があります。

ここに、強くかつ雄々しく生きる秘訣があるのです。

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私がこの御言葉を与えられた時は、新しい会堂を探すために不動産屋さんを巡っている時でした。

土地家屋の購入というわけですから、安い買い物ではありません。重い責任が肩にのしかかります。

ある朝、ヒゲ剃りをしながら祈っていました。

「神様、あそこ(現ジョイフルチャーチ)がいいと思うんですけど、価格が…。やっぱり安い方がいいかな。でも、あちらは場所が遠いし…」

するとスーッと

「あなたがどこへ行くにも、あなたの神、主が共におられるゆえ、恐れてはならない、おののいてはならない。」

という言葉が私の意識の中に入ってきました。

と同時に、

「これはやれる!」

という思いが湧いてきて、しかも海のような平安に満たされました。

お恥ずかしい話ですが、最初、それが御言葉だとは気づきませんでした。

後になってから、そういえば聖書のどこかにあったのかも…、と調べてみたらヨシュア記1章9節だったので、

「やっぱりそうか!神様が語って下さったんだ!」

と確信を得て、妻に話しました。

いつもの「あなた、大丈夫なの?」というチェックが入りましたが、御言葉の力で平安に満たされていた私は、

「大丈夫だ。心配するな。」

とやさしく包むように彼女に言っていたのです。

そして20年後の今、山形ジョイフルチャーチの会堂があるのです。

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神はあなたと共におられます。

神に信頼しつつ、今日も強く、雄々しく生きて参りましょう。

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