今日のみ言葉【No.2854】(2022年 7月14日)「アブラムとロト(2)」
アブラムはロトに言った、「わたしたちは身内の者です。わたしとあなたの間にも、わたしの牧者たちとあなたの牧者たちの間にも争いがないようにしましょう。
(創世記13:8)
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私は言葉通りに受け取るタイプなので、背後にある人の気持ちには気づきません。
そのせいで人が離れるということを体験します。
不完全な姿ながら進む中で、神はそれに合わせて働いてくださいます。
アブラムとロトとの争いでは、神は終始沈黙を保ち、人間がどのようにするかを待ち、彼らが出した答えによって動かれました。
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アブラムはエジプトで失敗体験を積みました。
彼は神への信頼を土台として行動せず、自分の才覚によって物事を動かそうとしましたが、自分以上の力を持った者に逆に動かされ、翻弄されました。
彼はそこから「霊の目」でものを見なければならないということを学びます。
自分の都合に合わせて、すなわち「肉の目」を通してものを見、神を置き去りにして自分中心の選択をすると、大変なことになりかねないと知ったのです。
そこでアブラムは、ロトとの間に生じた争いにこの教訓を生かそうとします。
通常、交渉の際には自分側の利益が最大限になるように話を進めます。
その過程で
「100%の要求実現はできずに、ある程度は損をするが、得られる限りの利益を確保した」
とお互いが納得できる妥協点、落とし所を見つけ、話をまとめようとするものです。
「わたしの牧者たちとあなたの牧者たちの間にも争いがないようにしましょう」
(創世記13:8)
と言って、問題を解決しようとしたアブラムは、そのような交渉の仕方をしたのでしょうか?
彼の霊的判断とはどのようなものだったのでしょうか?
そして、それは正しかったのでしょうか?
以下、次回に続きます。
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失敗の繰り返しの中で、神はあなたを導いてくださいます。
肉の目から霊の目へと移る訓練を今日も自分に施していきましょう。
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