今日のみ言葉【No.516】(2013年 3月 2日)
「銀のラッパを二本つくりなさい。すなわち、打物造りとし、それで会衆を呼び集め、また宿営を進ませなさい。
(民数記10:2)
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この2本のラッパを吹く時は、
「戦いに出る時…、祝いの時、…」
(民数記10:9-10)
の2つの場合でした。
全く異なる2つのケース、「戦いと祝い」、でイスラエルはラッパを吹くことを求められたのです。
ラッパは人々を動かす道具ともなり、また、礼拝で用いられる道具ともなります。
つまり、危機が迫る時、そして、喜びの時にトランペットの音が流れたのです。
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これは何を意味しているのでしょうか?
「危機」と「喜び」という全く正反対の2つの時にこそ神を呼び求めよ、ということではないでしょうか?
人は「危ない!」と感じると、反射的に防御の態勢に入りますが、対処しきれなくなるとパニックに陥りがちです。
その時こそラッパの音を聞かねばならない時なのです。
あわてて問題解消のみに走りそうな自分を引き止め、まず祈りましょう。
祈りの中で神様に心を整理してもらい、何を1番目にし、次に何をするのかの指示を求めましょう。
そして、はやる心を抑えつつ、その通りに実行するのです。
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喜びの時には、私たちは神を忘れがちになります。
喜びで心がいっぱいになり、天にも昇りそうな心持ちの時も、神のラッパの音を聞く必要があります。
「このようになったのは神のお陰」
と感謝と賛美を捧げ、その場で礼拝するのです。
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戦いの時と祝いの時。
危機の時は、神様の中に逃げ込みましょう。
祝いの時は、神を覚えましょう。
これが神の祝福の中を歩み続けていく秘訣です。
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神のラッパの音がいつ鳴っても聞こえるように、私たちの心を準備しておきましょう。
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