今日のみ言葉【No.1662】(2017年12月 9日)「 前を向いて後ろに下がる」
最後に言う。主にあって、その偉大な力によって、強くなりなさい。悪魔の策略に対抗して立ちうるために、神の武具で身を固めなさい。
(エペソ6:10-11)
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航空業界には「魔の11分間」という言葉があります。
飛行機の事故が離陸時の3分間と着陸時の8分間に集中しているからです。
パイロットが始めと終わりに特に注意を払って操縦するように、私たちの人生も開始の時の抵抗と完成の時の油断に気をつけなければなりません。
悪魔(サタン)は神の側につく人間に戦いを挑んでいる現実に私達は生きているからです。
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しかし、大丈夫です。
イエス・キリストは悪の力から人間を救う御方だからです。
ただし、悪の矢は否応なく飛び込んで来ますから、神の武具を身につけて防御しなければなりません。
エペソ人への手紙第6章10節から18節にその武具が具体的に書かれています。
特徴的なことは、攻撃用の武具は御霊の剣だけで、あとは全て自分を守る防具、それも前面だけだということです。
つまり、敵に背を向けたら自分を守れないということです。
たとえ後退しても、前を向いて後ろに下がる。つまり、常に反撃の機をうかがいながら受けに徹するのです。
私たちが前を向く時、悪の火矢は私たちを刺し貫くことはできません。
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特に前向きエネルギーが必要なのは、離陸と着陸の時です。
何かを始めたり立ち上げたりする時は多くの解決しなければならない課題があり、気持ちがくじけやすいのです。
「やっぱりダメか」「やめたほうがいいか」
サタンはこれに乗じ、早いうちにやめさせて神の祝福を得させまいと猛烈に働きます。
それを乗り越えて安定飛行に入ると、中だるみの時期にまたサタンは顔を出します。
そして99%まで来て、あと一歩というところの着陸の時期にサタンは足をすくおうと狙います。
ここでクリスチャンをやっつけられたら、最小の努力で最大のダメージを与えることができるからです。
ですから、油断せず、最後の最後まで息をひそめ、謙遜に神の力に頼り切るのです。
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霊の戦いに勝利する秘訣は、イエス・キリストに勝ってもらうことです。
私たちは今日キリスト側にいるかどうか。
そして前向きでいるかどうか。
その態度が勝利と敗北のどちらかを決定します。
悪の力と脅威から救われる恵みを体験しながら歩む一日として参りましょう。
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