今日のみ言葉【No.517】(2013年 3月 4日)

さて、民は災難に会っている人のように、主の耳につぶやいた。主はこれを聞いて怒りを発せられ、主の火が彼らのうちに燃えあがって、宿営の端を焼いた。
(民数記11:1)

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神様は不平不満を嫌われます。

今日の聖書個所では、イスラエルの民が

「主の耳につぶやいた」

ので、神は

「これを聞いて怒りを発せられ」

主の火が宿営の端を焼いた、と書かれてあります。

不平不満を嫌われるどころか、それを聞くと神様は怒られるのです。

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民がつぶやき、神の怒りを招く程までに不平を言った原因が今日の聖句にあります。

それは、

「民は災難に会っている人のように」

という個所です。

現在の自分の状況を

「災難に会っている」

と考えるところから不平が口に上ってきます。

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つぶやく人は、状況がクリアに見えない人です。

五里霧中で足下しか見えない人です。

逆に賛美する人は、状況がクリアに見える人です。

目の前が同じように霧に閉ざされていても、必ずその先に神の祝福が待っている、と描き、しかし慎重に足を運ぶのです。

双方とも、いる位置は同じで歩みは遅くとも、その気分は全く違います。

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私は大学1年の夏休み、蔵王で合宿をしました。

レクリエーションで「ハイキング」がありましたが、実際は宿から地蔵岳、お釜へと縦走し、また宿に帰るという「登山」でした。

途中、霧がかかり、辺り一面何も見えません。

3メートルほどの細い棒があちこちに立っており、それでここが登山道だと分かる目印になっている程度でした。

初めて登る私は、

「どうなるんだろう?」
「遭難か?」

と、不安と恐怖に襲われていましたが、毎年登っている4年生の先輩らは、

「は〜い、半分まで来ました。」
「お釜は晴れてるといいねぇ〜。」

とお気楽気分です。

先が分かるからです。

足下しか見えない状況は同じでも、遭難としてしか見えない人からは不平が漏れ、この先の祝福が見える人からは鼻歌が出てくるのです。

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今のあなたの状況は「災難」ですか?

心を強く持って、この先の祝福を見て参りましょう。

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御言葉,民数記

Posted by maruyama