今日のみ言葉【No.13】(2011年 4月 2日)

2014年8月7日

「主のいつくしみは絶えることがなく、そのあわれみは尽きることがない。これは朝ごとに新しく、あなたの真実は大きい。」(哀歌3:22-23)

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作家の五木寛之氏が、その著書、『生きるヒント』で紹介し、有名になったお話です。

朝顔がなぜ朝、決まった時間に花を咲かせるのでしょう。私たちはそれを、朝の光に反応して花が開くと考えます。しかし、朝顔研究家のたゆまぬ実験の結果、朝顔の花が開くためには、光を照らし続けてもダメ。暖かい温度とか、そういうものだけでは不十分であるということがわかりました。

研究の結果は驚くべきものでした。

「朝顔の蕾は朝の光によって開くのではない。逆に、それに先立つ夜の時間の冷たさと、闇の深さが不可欠である」

私たちが味わう「夜の冷たさ」「闇の深さ」には意味があります。その時間さえも、神は絶え間なくいつくしみを注いでおられるのです。そして、むしろ、その夜と闇があって初めて、朝顔が大輪の花を開くように、朝の新しい恵みに満たされていくのです。

今朝も、この新しい朝に感謝して出発しましょう。

初期,御言葉

Posted by maruyama