今日のみ言葉【No.12】(2011年 4月 1日)
「神はあなたがたをかえりみていて下さるのであるから、自分の思いわずらいを、いっさい神にゆだねるがよい。」(ペテロの第一の手紙5:7)
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クリスチャンになりたての頃、私はこのみ言葉に出会いました。早速、「思い煩いをあなたにゆだねます」と祈りましたが、一向に不安は消えません。100回聖句を唱えても状況が好転しているようには見えませんでした。とうとう、「私には当てはまらないのかも…」とがっかりしてしまったことを覚えています。「神はかえりみていて下さる」という真の意味を、30年前の私は知らなかったのです。
「かえりみる」とは、「あなたのことが心配で心配でしょうがないから気にしている」、という意味ではありません。むしろ、「あなたに重大な関心を払い、ずっと以前から慮っていて、今もあなたのことが心にありますよ」という意味です。
神は、この事態が起きる以前から、あなたが今の道を歩くことをご存知でした。「知っているのなら、先にこの障害を取り除いて、歩きやすい舗装した道路を用意してくれたらいいのに…」とあなたはお考えになりますか?その理由は神様の深い御心の中に秘められていて、人間は知ることが出来ません。
ただ一つわかることは、神は私たちに不安を抱いていない、ということです。先々のことを見ておられる神が、「大丈夫。この中を歩いていけるよ」と、昔も今も、これからも「かえりみていて下さる」のです。
今日もあなたの悩みを神にお任せして歩んで参りましょう。
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