今日のみ言葉【No.14】(2011年 4月 3日)
「世に勝つ者はだれか。イエスを神の子と信じる者ではないか。」(ヨハネ第一の手紙5:5)
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この世は「死」でもって制限されています。どんなに財産を持ち、学問を積み上げても、死によってそれら全てに終止符が打たれます。
しかし、イエス・キリストは十字架で全人類の罪の身代わりの刑罰を受けられました。彼の死が私の罪の身代わりであったと信じるなら、罪赦され、救われます。つまり、肉体の死で制限されることから解放され、死は永遠の命の中の一つの通過点にしか過ぎなくなるのです。イエス・キリストは死に勝利し、世に勝利しているのです。
この勝利した方の下に身を寄せ、勝ちを得た方に従って生きる時、私たちもその勝利に預かることが出来ます。
プロ野球でいつも最下位争いをしていた弱小チームが、新しい監督に交代した途端、優勝争いに加わるようになることがあります。監督交代を境に、急に選手たちの能力が増したからではありません。過去にペナントレースを勝ち抜き、優勝経験のある監督は、勝ち方を知っているからです。
選ばれた野球エリートの選手たちに、能力の差はさほど大きくありません。勝負はいつも紙一重。選手たちの挫けそうになる気持ちを鼓舞し、さっさと負けて楽になりたいと思うその時に、「今ここが正念場。ここを乗り切れば必ず勝てる」と、監督は勝利の道筋を示し、ここぞの勘所を押さえるのです。
イエス・キリストは死に勝利され、この世に勝利されたお方です。勝ち方を知っている方に従って生きる時、私たちもその勝利を得ることが出来るのです。
試練の中にあっても、イエスの勝利で今日も生きて参りましょう。
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