今日のみ言葉【No.2915】(2022年10月 4日)「5千人の給食(3)」
彼らは言った、「わたしたちにはパン五つと魚二ひきしかありません、この大ぜいの人のために食物を買いに行くかしなければ」。というのは、男が五千人ばかりもいたからである。
(ルカ9:13-14)
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私は今日の記事を蔵王の山の中のペンションで書いています。
すぐ目の前にある山の峰々、香り豊かな空気、風が吹けばバラバラと落ちて来るどんぐりの実、色鮮やかな紅葉。
大自然の圧倒的豊かさに、これをお造りになられた神の富の膨大さを知ります。
神が与えようとされたら、在庫は無尽蔵にありますから、すぐに配達可能です。
この霊的現実を教えるために、イエス様は弟子たちの前で奇跡を行われたのです。
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御子イエス様は父なる神様の富をご存知ですから、
「あなたがたの手で食物をやりなさい」
(ルカ9:13)
と言われ、それがすぐ「そうなる」のは当然のことでした。
しかし、弟子たちは
「男が五千人ばかりもいた」
(ルカ9:14)
というこの世の現実しか見えませんから、とても「そうなる」とは思えません。
弟子のひとりであるピリポは、非常に正確な計算をしています。
「二百デナリのパンがあっても、めいめいが少しずついただくにも足りますまい」
(ヨハネ6:7)
成人男子が5千人ということは、女性や子どもたちを含めると2万人から3万人近くいただろうと推定されます。
1デナリとは当時の日当ですから、簡単のために1日1万円の給料だとすると、200デナリは200万円となります。
1個100円のパンを200万円分買えば2万人分になりますから、なるほどピリポは現実をしっかり見て、計算して、可能か不可能かを判断できる有能な人物だったことが伺えます。
イエス様と弟子たちの見解との間の深い溝はどうやったら埋められ、乗り越えられるのでしょうか?
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この世の現実と霊的現実を結ぶものは、信仰です。
それは、「今あるもの」から始まります。
ここでの「今あるもの」とは、
「パン五つと魚二ひき」
(ルカ9:13)
です。
これを、
「わたしたちにはパン五つと魚二ひきしかありません」
と、「無い」と取るのか、
「わたしたちにはパン五つと魚二ひきがあります」
と、「有る」と取るのかが、信仰の分かれ道です。
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神の無尽蔵の富が「有る」と信じて全ての奇跡は始まります。
神様の富に目が開かれる今日としてまいりましょう。
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