今日のみ言葉【No.1574】(2017年 7月25日)「 神のかたちとして」

神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。
(創世記1:27)

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寿司店に入ったら、私はまず「今日のおすすめ」を探します。その店が自信を持って出す旬のネタが食べられるからです。

新潟県の有名寿司店に行った時、「佐渡沖 初鰹のタタキ」がそれでした。

スマホで写真を撮り、「いただきます」と口に入れた途端、ガツンと来る強烈な個性!

佐渡ヶ島の沖で元気よく泳いでいたカツオが私の舌の上でも泳いでいる感覚を味わいました。

以来、私のスマホの待受画面はその鰹の握り3貫の画像になっています。

これは最高だと思うものを代表とするように、神は人間を創造の中の最高の存在としてお取り扱いになられます。

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人間が被造物の中で最高と見られ、神から最も愛されている理由は、人間が神のかたちに創造されたからです。

「神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された」
(創世記1:27)

神のかたちとは神が人間と同じような顔をし、手足を持っているということではありません。

ここでの「かたち」とは英語で言う「shape(シェイプ)」ではなく「image(イメージ)」です。

目に見えない霊的存在である神のイメージに似せて人は造られました。

つまり、理性と感情と意志を持った存在として人間は造られたのです。

ですから、他者のために愛をもって生きる時に人間は幸福感を感じ、創造的な仕事をした時には充実感を味わいます。

また、神の御心から反した時に罪責感を感じることも神のかたちに造られているがゆえです。

神様の目には、あなたは測り知れないほど素晴らしい存在として映っているのです。

もし神がスマホを持っておられたら、待受画面は間違いなくあなたの画像です。

この聖書のメッセージを土台として、私たちは自分を健全に愛せるようになっていくのです。

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A子さんはあるカルト宗教にどっぷりと浸かった生活をしていました。

そこでは、エバ(女)がアダム(男)を誘惑して禁断の木の実を食べさせたと教えるので、彼女は自分の「女性」という性質に否定的イメージを持たされてしまいました。

「私が男の人に接すれば、その人を堕落させてしまうんだ…」

彼女の人間関係における頑なさや不自然さはこのような歪められたイメージが原因でした。

やがて正統的キリスト教に出会い、人間は神のかたちに創造され、しかも「男と女とに創造された」ということを知り、目が開かれました。

自分という存在は、何をしなくても、また、過去にどんな過ちがあったとしても、神のかたちに創造された素晴らしい存在であり、しかも、神がご自分の御子イエス・キリストをこの私のために犠牲にするほどまでに愛されている。

私は神のかたちに造られた素晴らしい存在として生きていいんだ。

彼女の自分に対するイメージは正しいものへと変えられ、やがてあれほどハードルが高かった結婚へと導かれました。

人は神のかたちに似せて造られた自分を取り戻す時、神が意図されていた祝福の道を歩み出すのです。

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あなたは神のかたちにかたどられて造られた素晴らしい創造の冠です。

神の素晴らしさを賛美する今日として参りましょう。

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