今日のみ言葉【No.2900】(2022年 9月14日)「アブラハム契約の確認(6)」
神は言われた、「いや、あなたの妻サラはあなたに男の子を産むでしょう。名をイサクと名づけなさい。わたしは彼と契約を立てて、後の子孫のために永遠の契約としよう。
(創世記17:19)
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「この漢字、どう読むの?」
と、読み方が想像できないほど工夫された名前は、今や「キラキラネーム」として当たり前になりました。
お笑いトリオ、森三中の大島美幸さんのお子さんが笑福(えふ)君と命名されたのには、仕事柄ということもあるでしょうが、お子さんの将来を夢見るご両親の温かい思いが伝わってきます。
神はアブラハムとサラとの間に子供が生まれるとお告げになり、その名前もすでに決めておられました。
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前回、アブラハムはサラが彼の跡継ぎを産むと聞いて笑いました。
ここから子供の名前を「イサク」と名づけよと神は言われました。
「笑った」はヘブル語で「イッツハク」です。
イサクという名前はヘブル語の「笑い、彼は笑った」から出た名前となります。
この子は正妻サラとの間の子ですから、正式な跡継ぎであることはもちろんで、神がアブラハムと結んだ契約はイサクとの間で継承されると明確に告げられました。
「わたしは彼と契約を立てて、後の子孫のために永遠の契約としよう」
(創世記17:19)
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するとアブラハムが心配するのはイシマエルの将来です。
すでにサラはハガルを追い出したいきさつがありますから、神もイシマエルを
「おまえは跡継ぎではなくなった。ここから出て行け!」
と追い出してしまうのでしょうか?
この直前まで、13年間一緒に過ごし、跡継ぎだと確信していたアブラハムにとって、イシマエルを手放すことなど考えられません。
神は彼にこのような答を与えられました。
「またイシマエルについてはあなたの願いを聞いた。わたしは彼を祝福して多くの子孫を得させ、大いにそれを増すであろう。彼は十二人の君たちを生むであろう。わたしは彼を大いなる国民としよう」
(創世記17:20)
アブラハムは安堵したことでしょう。
そしてこの言葉通り、イシマエルの子孫は21世紀の現在、アラブ民族として姿を現しています。
人口においても、経済においても、国際的地位においても、「わたしは彼を大いなる国民としよう」という約束が成就していることがわかります。
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親が子の将来を考え、祝福を望んで名前をつけるように、神はそれ以上の深い考えでもって私たち人間をお取り扱いなさいます。
神が愛であることを信じ、今日も祝福を見いだす一日として参りましょう。
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