今日のみ言葉【No.466】(2012年12月13日)
この後、わたしは天の大群衆が大声で唱えるような声を聞いた、「ハレルヤ、救と栄光と力とは、われらの神のものであり、
(黙示録19:1)
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ヨハネの黙示録はローマ帝国からの迫害を受けているキリスト教徒に宛て書かれました。
試練の中で耐え忍ぶことを教えているだけではなく、「ハレルヤ!」と神を讃美することも教えています。
なぜならヨハネは世の終わりの様子を知らされた中で、神の勝利を見たからです。
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神が勝利されたのですから、神を讃美するのがふさわしいことが5節に記されています。
「すべての神の僕たちよ、神をおそれる者たちよ。小さき者も大いなる者も、共に、われらの神をさんびせよ」
物事がうまくいって気分がいいので、ふと讃美歌やゴスペルソングを口ずさんでいることはよくあります。
これは普通に神を讃美するあり方です。
黙示録で明らかにされている讃美は、うまくいってもいかなくても、むしろ試練や迫害による死という決定的な滅びを味わう中で、神を讃美するということです。
それは神の勝利を信じ、勝利が今そこにあるかのように生きるからこそ生まれる讃美です。
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「感謝」と「讃美」は違います。
感謝とは、神が自分に対してして下さったことへの応答です。
ですから、願いがかなうと感謝でき、かなわないとなかなか感謝できないのです。
讃美はその点が違います。
未来において勝利して下さった神様はすばらしい、とその点に焦点を当てるので、現在の自分の状況には左右されないのです。
今この時も、未来の神の勝利につながっていると信じて生きていくとき、私たちは讃美の人生を送ることができます。
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既に勝っておられる神様の側に立ち続ける一日として参りましょう。
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