今日のみ言葉【No.465】(2012年12月12日)
わたしはまた、もうひとつの声が天から出るのを聞いた、「わたしの民よ。彼女から離れ去って、その罪にあずからないようにし、その災害に巻き込まれないようにせよ。
(黙示録18:4)
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教会に来ている方々は若々しく見える、とよく言われます。
その理由は、礼拝に来て、毎週1回、人生をリセットできるからではないでしょうか。
人間ですから、感情の起伏があり、失敗もあり、人間関係で傷を受けますし傷つけもします。
しかしそのようなことを引きずらないのです。
「あ〜あ…。」
と思って礼拝に来た人が、
「罪赦されて生きているのだ。神のご計画の内でそれも起きたこと。最善となる。」
と思いがリセットされ、後悔から離れ、新しい気持ちで1週間に入ることができるのです。
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今日の聖句でも、
「わたしの民よ。彼女から離れ去って、その罪にあずからないように」
とあります。
現実生活を営む上で、世から全く離れた仙人のような生活をすることはできません。
しかし、世俗の生活から離れて、神の言葉を聞くときが必要なのです。
特に、試練や厳しい現実にあっていない時はなおさら必要です。
なぜなら、そのような時こそ、この世の権力や常識に流されやすいからです。
定期的に、毎週1回、必要と感じても感じなくても礼拝を守るという事は、私たち自身を守ってくれるのです。
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インターネットの通販サイト「アマゾン」で、2012年、妊娠・出産・育児本部門第1位となったのは、『置かれた場所で咲きなさい』です。
著者はノートルダム清心学園理事長の渡辺和子先生。
学長をなさっていた頃、学長である自分の方から
「おはようございます」
とあいさつをしたのに、返事をしない学生がいました。
その時、先生は、
「あ、ここで腹を立ててはいけない。神様のポケットに入った。」
と考えたそうです。
自分の挨拶も微笑みも無駄にはなっていない。ただ神様のポケットの中に入っただけなのだ、考えるのです。
そして、
「神様、好きな時にお使いください。」
と委ねるのだそうです。
そのように、毎瞬々々、心を神様に向け、心を切り替えられる人生の達人を目指していきたいものです。
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この世の生活から離れ、聖別されたひとときを持って参りましょう。
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