今日のみ言葉【No.2878】(2022年 8月19日)「長血の女の癒やしとヤイロの娘のよみがえり(9)」
それから家にはいられるとき、ペテロ、ヨハネ、ヤコブおよびその子の父母のほかは、だれも一緒にはいって来ることをお許しにならなかった。
(ルカ8:51)
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カウンセリングスクールの受講生は皆学びたくて来ておられますが、中には自分の意志で来ているのではない人がおられます。
そういう人は一目でわかります。
雰囲気が悪いのです。
周りの人と一緒に練習しようとせず、非協力的で不機嫌な表情を崩しません。
聞けば、
「親が『受講料を払ったからとにかく行け』と言うので来ました」
と半分八つ当たり気味に言われます。
スクール側としては場の雰囲気に影響が出ますし、受講者側にしても苦痛の時間が続きます。
これでは双方益にならないので、本人にもご両親にもご理解いただき、きちんと事務処理をした上でお帰りいただいた記憶があります。
イエス様も、神の奇跡を行うという聖なる場には、それを疑う人ではなく、信じる信仰を持った人を選ばれました。
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イエス様はヤイロの娘をよみがえらせる時、ごく限られた人しかその場にいさせませんでした。
「それから家にはいられるとき、ペテロ、ヨハネ、ヤコブおよびその子の父母のほかは、だれも一緒にはいって来ることをお許しにならなかった」
(ルカ8:51)
とある通りです。
実はその場には
「人々はみな、娘のために泣き悲しんでいた」
(ルカ8:52)
とありますから、大勢の人たちがいました。
ところが、本当にヤイロ夫妻のために心を痛めて泣いていた人もいたでしょうが、当時の中東の文化風習からすると、「泣き女」と言われる人たちが葬式で雇われ、この中にいたのです
彼女らは流した涙の分量だけ報酬をもらえるから泣いているのであって、次の葬式があればそこにも行って、泣いて稼いでくるというのが実状だったようです。
イエス様はこういった人たちを排除なさり、イエス様への信仰を持った人たちだけを部屋に入れました。
娘の両親は当然です。
12弟子の中からは側近の3名が選ばれました。
イエス様は人間の信仰を通して神の力を発揮されるのです。
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さて、読者の皆さんに宿題です。
この後、イエス様はヤイロの娘を生き返らせます。
その時に、
「娘よ、起きなさい」
(ルカ8:54)
と呼びかけましたが、これは誰に向かって言ったのでしょう?
次回までお考えください。
(えっ?ヤイロの娘にじゃないの?では誰?)
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イエス様を信じる信仰を今日も磨いて参りましょう。
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