今日のみ言葉【No.2857】(2022年 7月19日)「長血の女の癒やしとヤイロの娘のよみがえり(2)」
するとそこに、ヤイロという名の人がきた。この人は会堂司であった。イエスの足もとにひれ伏して、自分の家においでくださるようにと、しきりに願った。
(ルカ8:41)
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一説によると、会堂司ヤイロには弟がいたらしいです。
兄ヤイロは善人でしたが、弟は収賄容疑で捕まった悪い役人だったそうです。
その名は「ワイロ」!
これは日本でしか通用しない聖書ジョークです(笑)。
さて、ヤイロは実在の人物で、会堂の管理を任されるくらい有能で、かつ品格のある人でした。
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イエス様一行は、ゲラサ人の住む異邦人の地から帰ってこられました。
すると、群衆が喜んで迎えたと書いてあります。
「イエスが帰ってこられると、群衆は喜び迎えた。みんながイエスを待ちうけていたのである」
(ルカ8:40)
戻ってきたというのですから、ここはイエス様が伝道の拠点とされたカペナウムであると考えられます。
イエス様はすでに会堂での悪霊の追い出しや、ペテロのしゅうとめの癒やしの奇跡を、このカペナウムで行っておられたので、イエス様に好意的な人々が集まり、歓迎したのです。
そのような雰囲気の中に一人の人物が登場します。
会堂司ヤイロです。
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「するとそこに、ヤイロという名の人がきた。この人は会堂司であった」
(ルカ8:41)
会堂司とは建物としての会堂を管理し、礼拝の秩序を維持する人です。
従って、ヤイロはユダヤ社会の中で責任ある仕事が出来る長老のひとりであったことが推察されます。
彼はユダヤの宗教体制側に属するわけですから、イエス・キリストとは一線を画す立場にいなければならないはずです。
しかし、ヤイロはカペナウムの人々と同様にイエス様に好意を持っていました。
建前では触れてはならず、しかし本音では触れてもらいたいという二律背反的な状況にいたヤイロでしたが、この箇所で突然、
「イエスの足もとにひれ伏して、自分の家においでくださるようにと、しきりに願った」
(ルカ8:41)
という行動に出ました。
彼には病で死にかけている12歳の娘がいたのです。
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建前では抑え切れない程の本音の思いが湧き出る時は、イエスの足もとにひれ伏し、我が心においでいただくように願いましょう。
イエス・キリストは必ず何かの形で力を振るってくださいます。
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