今日のみ言葉【No.1309】(2016年 6月21日) 009 「シモンのしゅうとめ」(2)

イエスは近寄り、その手をとって起されると、
(マルコ1:31)

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「毎晩充電しているとバッテリーの寿命が縮む」と心配しながらスマートフォンを使っている人がいらっしゃいます。

まじめな人は、充電はバッテリーの残量がなるべくゼロに近くなっててからする、をモットーに、厳しくチェックしておられるようです。

よほど古い機種を使っているなら別ですが、最近のスマホは技術が進歩していますから、もはやそうする必要はありません。

残量80%でも20%でも、いつでも充電して構いません。

新しい時代になったからです。

イエス様が到来した新しい時代も、新しい行動が私たちの人生を切り開いていきます。

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イエス様が熱病のシモンのしゅうとめに最初にされたことは、近寄る、ということでした。

そして次にされたことは、

「その手をとって」

という行動でした。

そこでその手を「振り払う」という選択もあります。

「人の手助けは要りません。私は私のやり方で行きますから。」

という主義の方もいらっしゃいますから…。

しかしイエス様は私たちが拒まない限り、その差し伸べた手で私たちの手を握って下さるのです。

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近寄り、手を取った後、3番目になされたことは、

「起される」

ということです。

イエス様は、立ち上がりたくてもそうすることが出来ない私たちを、立ち上がらせて下さるお方です。

しかしこの段階では、彼女はまだ高熱でフラフラのはずです。

通常、熱が引いたので起き上がれる、ということになるはずですが、この時のイエス様の癒しの場合、

「手をとって起されると、熱が引き」
(マルコ1:31)

とあります。

イエス様と出会い、手を取ってくださるのがわかる時は、自分の今の状況にかかわらず、立ち上がろうと決心することです。

以前と変わらず、フラフラで、頼りない自分であり、すぐにまた倒れる気がしてどうしようもないかもしれません。

しかし、イエス様は立ち上がらせて下さる御方なのです。

イエス様の思いとあなたの思いが一致し、立ち上がろうと行動を起こした直後に、シモンのしゅうとめの熱は引きました。

その後、彼女は人々をもてなし始めるほどまでに元気になったと記されています。

イエス様と出会い、行動を起こした人の人生には、自分が考えている以上の変化が起こるのです。

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イエス様から手を取られたら、「はい!」と起き上がる一日として参りましょう。

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