今日のみ言葉【No.2845】(2022年 6月24日)「悪霊につかれたゲラサ人(4)」

ところが、そこの山べにおびただしい豚の群れが飼ってあったので、その豚の中へはいることを許していただきたいと、悪霊どもが願い出た。イエスはそれをお許しになった。
(ルカ8:32)

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私は大阪に行くたびにお好み焼きの食べ歩きをします。

色々なメニューを試してみましたが、やはり基本の「豚玉」が一番美味しいというところに落ち着きました。

さて、律法を守るのに厳しいユダヤ人は「豚玉」が食べられません。

レビ記11章7節の規定で、豚は汚れた動物と定められているからです。

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ゲラサ人は異邦人ですから、ユダヤ人と違い、豚を飼っています。

悪霊はその汚れたものとされる豚の中に逃げ込もうとしました。

勝手に行けばいいのではないでしょうか?

いいえ、目の前にイエス様がいて、自分たちの運命をどうとでもできる御方だと悪霊たちは知っていたので、恐れ、許可を得ようとしたのです。

イエス様はそれを許されました。

「おびただしい豚の群れ」

とは、マルコによる福音書では、

「その群れは二千匹ばかりであった」
(マルコ5:13)

とあります。

この大群に悪霊が入ると、

「するとその群れは、がけから湖へなだれを打って駆け下り、おぼれ死んでしまった」
(ルカ8:33)

となってしまいました。

単純に豚1匹を1万円としても、これは2千万円の損です。

これだけの犠牲を払っても、悪霊につかれた人を解放することには価値があったのです。

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私たちには、自分が想像する以上の価値があるということを覚えましょう。

その私たちを取り戻そうとされるイエス様の愛に今日も満たされて参りましょう。

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