今日のみ言葉【No.2842】(2022年 6月21日)「悪霊につかれたゲラサ人(3)」
イエスは彼に「なんという名前か」とお尋ねになると、「レギオンと言います」と答えた。彼の中にたくさんの悪霊がはいり込んでいたからである。
(ルカ8:30)
——————
「完落ち(かんおち)」という警察用語があります。
犯罪者が観念して全面自供することです。
30節以降は、完落ちした悪霊がイエス様から取り調べを受けているところだと考えると様子がわかります。
-*-*-*-*-*-*-
イエス様が
「なんという名前か」
と尋ねたのは、事情聴取のためではありません。
例えば、急に、
「○○さんはいらっしゃいませんか?」
とあなたの名前が呼ばれ、
「はい、私が○○ですが…」
と答えた後は、あなたの名前を呼んだ人のペースで物事が進みます。
ユダヤの伝統的悪霊追い出しの方法は、このように相手の名前を呼んで主導権を握るのです。
悪霊は
「レギオンと言います」
と答えました。
レギオンとはローマ軍兵士6千人で構成される大部隊のことです。
この人の中には相当数の悪霊が住み着き、彼を悩ましていたのです。
-*-*-*-*-*-*-
イエス様の力を知っている悪霊たちは、
「悪霊どもは、底知れぬ所に落ちて行くことを自分たちにお命じにならぬようにと、イエスに願いつづけた」
(ルカ8:31)
とあります。
彼らの裁きはすでに決定していて、刑の執行が今になるか後になるかの違いしかありません。
どんなに自分の罪を告白し、ゆるしを請うても、その願いはかなわないのです。
その点、私たちは、悔い改めるたびに罪が赦され、新しくスタートできるチャンスが与えられています。
「もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる」
(第1ヨハネ1:9)
この約束の上に立ち、悔い改めを繰り返しながら歩んでいくのが、クリスチャンに与えられた恵みの人生なのです。
-*-*-*-*-*-*-
この朝、罪の赦しを得る祈りをし、真っ白にきよめていただいて一日をスタートさせましょう。
-*-*-*-*-*-*-
-*-*-*-*-*-*-
※御言葉メールのスケジュールは、
・月水木土曜…聖書通読シリーズ
・火曜と金曜…ルカ福音書講解説教
となっております。
□ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ □
■メールマガジン「今日のみ言葉」
■発行責任者:山形ジョイフルチャーチ 丸山芳浩
■ご意見ご感想は、 maruyama@mikotoba.org までどうぞ
■Webサイト mikotoba.org
■Youtube 丸山芳浩師 メッセージチャンネル
www.youtube.com/channel/UCXkISdmuTWhsbW1i4DNey6w
■御言葉メールの申込、停止は全て自動でなされます。下記メールアドレスに件名も本文も無い空メールを送信して下さい。
☆御言葉メールをお申し込みになりたい方は
→ reg@mikotoba.org
(仮登録メールが送られますので、その中のリンクをクリックして本登録となります)
★御言葉メールを停止したい方は
→ del@mikotoba.org
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません