今日のみ言葉【No.2843】(2022年 6月22日)「約束の地カナンへ(2)」
そのころカナンびとがその地にいた。時に主はアブラムに現れて言われた、「わたしはあなたの子孫にこの地を与えます」。
(創世記12:6-7)
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最近のコンビニスイーツの充実度には驚かされます。
「えっ、こんなに美味しくていいの!」
と期待を良い意味で裏切られることが多くあります。
逆もあります。
アブラハムは、神様が与えて下さるというのなら、きっと素晴らしい土地なのだろうと彼なりの想像をしていたことでしょう。
さて、与えられた現実はどうだったでしょうか。
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アブラハムは行く先を知らない旅を続けています。
しかし、どこかで神様は「ここだ」と声をかけてくださると信じています。
とうとうその日が来ました。
アブラハムに二度目の神の声が聞こえてきたのです。
「わたしはあなたの子孫にこの地を与えます」
(創世記12:7)
そこはまっさらな、まだ誰も手をつけていない新天地だったでしょうか?
いいえ、そこは
「そのころカナンびとがその地にいた」
(創世記12:6)
とあるように、先住民がいた所でした。
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アブラハムが到達した「モレのテレビンの木のもと」とはどんな所なのでしょう。
新共同訳聖書では
「アブラムはその地を通り、シケムの聖所、モレの樫の木まで来た」
(創世記12:6)
と訳されているので、ここはカナン人の宗教の聖地だったことがわかります。
また、「モレ」には「占い」の意味があるので、このテレビンの木、樫の木は日本で言う「御神木」だったのでしょう。
つまり、アブラハムに語りかけた真の神とは違う偶像礼拝をする人々の、よりによってその中心地で彼は
「わたしはあなたの子孫にこの地を与えます」
(創世記12:7)
という神の決定的な声を聞いたということになります。
思い描いていた未来と現実とがかけ離れているように思える時、私たちはどう考えたら良いのでしょうか?
また、このような事態にアブラハムはどう立ち向かい、どのように神の御心を受け取ったのでしょうか?
以下、次回に続きます。
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思わぬ現実に出会った時も、そこに神の存在があることを覚えて参りましょう。
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