今日のみ言葉【No.1800】(2018年 7月12日)「 イエス・キリスト(4)」

キリストは、神のかたちであられたが、神と等しくあることを固守すべき事とは思わず、かえって、おのれをむなしうして僕のかたちをとり、人間の姿になられた。
(ピリピ2:6-7)

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イエス・キリストという人物が存在したことは、人類の歴史上、間違いありません。

彼がいなかったとしてしまうと、織田信長も豊臣秀吉もいないということになる程の確率なのだそうです。

それほど確かで世界的に有名な人なのに、日本人で正確な知識を有する人はわずかです。

二千年前に地上を生きたイエス・キリストとはどのような御方なのでしょうか。

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イエスという人物は、偉人・宗教的天才・哲学者という表現を越えた存在だと聖書は証言しています。

つまり、特別に優れた人間だということではなく、人間でありながら人間以上の存在だったと言っているのです。

新約聖書27巻中13の手紙を書いたパウロはこう述べています。

「キリストは、神のかたちであられたが、神と等しくあることを固守すべき事とは思わず、かえって、おのれをむなしうして僕のかたちをとり、人間の姿になられた」
(ピリピ2:6-7)

イエス・キリストは神が人間の姿を取って存在した御方だというのが聖書特有の表現です。

ここが最大の特徴であり、と同時に、ここで「あ、もうついていけない」と思う人が出てくるのも無理はありません。

欠点ある人間が自分を神格化したら、行き着く先はカルト宗教だというのが現代日本人が受ける印象だからです。

しかし、キリスト教二千年の歴史を見るとき、確かに数多くの汚点が見られますが、それ以上に、聖書を通してキリストの人格に触れた者が罪を悔い改め、愛ある人に変えられている現実を見ます。

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さて、もしあなたが会社の人事担当で、人を採用しようとする時どうするでしょうか。

まずその人の履歴書を見ます。自己アピールの文章を読み、面接をします。

重要部門に採用する場合なら、その人の身辺調査もすることでしょう。

友人・知人の証言を集め、実際どうなのかを調査します。

イエス・キリストをあなたの人生に「採用」しようとするなら、同じようなことがなされるでしょう。

まず聖書を読んで、イエス・キリストの言葉を行いを知ります。

面接のように実際に会うことはできませんが、祈りを通して確かめるという手段が残されています。

そして、イエス・キリストの知人・友人であるクリスチャン・教会の様子がどうであるかを見てみます。

その上で「採用」かどうか、つまり、信じるか信じないかの決定がなされます。

そうやってイエス・キリストとはどんな方なのかを知っていくのが、安全確実なやり方であり、正しい道ではないでしょうか。

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イエス・キリストを正しく知る歩みを続けて参りましょう。

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